妖精の尻尾のS級魔導士 ⑧ (ページ5)

今日:19 hit、昨日:16 hit、合計:16,674 hit

#315 ページ5

エルザ「ちょ、ちょっと待て、私がマスターだと？それは、、、」

？「お前しか適任者はいねーだろ」

急に七代目マスターと言われ焦るエルザの元にメストがやって来た。

メスト「この時を待っていた、六代目マスターマカロフを助けられるのは、お前達しかいない」

エルザ「ギルドの地下にこんな所があったとは、、、」

薄暗い階段を下りながらエルザはメストに気になっていることを聞いた。

エルザ「何故ここには私しか入れんのだ」

メスト「お前が七代目ギルドマスターだからだ、これから向かう場所はそう言う場所なんだ」

メストは静かにそう言うと、魔法陣の張られた扉の前に立ち、扉を開けた。

メスト「妖精の尻尾(フェアリーテイル)最高機密、ルーメン•イストワール」

エルザ「、、、初代、、、？」

エルザが目を見開きながらそう呟いた瞬間、後ろからナツ達とお馴染みメンバーが出て来た。

メスト「ったく、代々マスターしか入ることが許されない、と説明するつもりだったんだが」

ナツ「ずりーぞ！オレ達にも教えろ」

ハッピー「これって初代の体？生きてるの？」

シャルル「何でギルドの地下に水晶に入った初代が、、、」

エルザ「どういうことなんだ、メスト」

注目を浴びたメストは首をすくめる。

メスト「オレにもこいつの正体はわからねぇ」

ナツ「それよりじっちゃんはどこだ！？知ってんだろ」

そう叫ぶナツにメストは七人の記憶の中に自分の記憶を入れた。

メスト「今から七年前、天狼組にとっては三年前か、オレは先代からある任務を任された。」