妖精の尻尾のS級魔導士 ⑧ (ページ32)

今日:2 hit、昨日:16 hit、合計:16,657 hit

#342 ページ32

エバーグリーン(つまり、ラクサスの魔法が効かない、、)

ビックスロー(一夜にはガッカリしたが、、、ラクサスがここに来なくて正解だった)

フリード(ラクサスとは相性が悪すぎる)

自分も戦おうとフリードが術式を解こうとした時、ラクサスの怒号が念話で響いた。

ラクサス『フリード！術式を解くんじゃねぇ！ギルドが西から狙われてる！』

その声にフリードはまた術式を再開する。

ラクサスの心配の声にフリードは来るな、と伝えた。

ワールがフリードに近付いてくる所にエバーグリーンとビックスローが現れ、意地でも近付かせない、とワールを殴り飛ばす。

ワール「弱点特効兵(ウィークネス)！早くこいつらを排除しなさい！」

ビックスロー「弱点兵、、、」

エバーグリーン「もう、、、面倒ね！」

するとそこにエルフマンの声が響いた。

エルフマン『そこに二人以上いるなら相手を入れ替えろ、エバ！』

弱点兵に苦労していたエルフマン達も、それぞれ相手を替えて戦っていた。

グレイ『弱点兵の弱点という訳だ』

エバーグリーン「それなら、、、私に白魔法なんて関係ない！」

ビックスロー「霧の中でも魂は敵を捕らえられるぜェ」

エルフマンの助言の通りに戦う相手を替えた二人は一撃で倒した。

ワール「だが一歩遅かったようですね」

しかし、すでにワールはフリードの元へ辿り着いており、術式を展開しているフリードの頭を掴んだ、その時。

ナツ『聞こえてるか！？オイ！西の敵は全滅した！』

フリード「、、、流石、ナツ達だ。これで心置きなく戦える」

急に雰囲気が変わったフリードにワールが狼狽える。

暗黒モードになったフリードと起き上がった一夜がワールにとどめを刺した。