妖精の尻尾のS級魔導士 ⑧ (ページ24)

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鐘が鳴ったことでナツ達も戦闘準備に入った。

アジィール「撃てぇー！」

その声と共に、船から大量の攻撃が町に放たれる。

しかし、フリードの術式によって、その攻撃は防がれた。

マカロフ「初代！いくらフリードでもあの物量で押されたら持ちませんぞ！」

メイビス「、、、わかっています。ウォーレン、全員に念話、作戦をDに！飛竜隊、ミサゴ隊、攻撃開始！」

その声にミサゴ隊のビスカ、そして飛竜隊の三人の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)と三人のエクシードがそれぞれ返事をした。

そしてナツ達は鳥のようにすばしっこく空中を飛び回り、船をどんどん破壊する。

その間ビスカは幽鬼(ファントム)の主砲に魔力を装填した。

ビスカ「ミサゴって鳥はね、狙った獲物は流さないのよ、魔導集束砲、ジュピター発射！」

ビスカがそう叫んだ瞬間、ジュピターから巨大な魔力が船の大群目掛けて放たれた。

アジィール「小賢しいわぁ！！」

しかし、アジィールによって攻撃が拡散されてしまった。

機転を効かせ、船に乗ったナツ達だったが、酔って何も出来ず、アジィールは笑ってナツの胸ぐらを掴んだ。

その時。

スパァァァァァァァン！！

滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)達が乗っていた所のみが綺麗に斬られ、アジィールはギリッと歯を鳴らした。

アジィール「何者だ」

そこには天輪の鎧を着たエルザが鋭い目つきで、アジィールを睨んでいた。

エルザ「貴様を斬る者だ」