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・124 朝まだき ページ9

・五条side



七海「何故貴方が…確かに死んだはずなのに…」


実際に屋敷に赴き確認してきた七海が言う
その様子に奴はケラケラと笑い出す



透夜「あぁ!それはそうだよ。私は死んだ、あの小娘に殺されたんだ。あの黎め─────」

五条「で、死んだアンタが何でココにいる訳?」



此奴の口から(人1)の名前を出されたくなくて
思わず遮った


透夜「私は今″呪い″に転じている。自分の意志でね

何にも知らない君達に色々教えてあげたいと思って
曠劫樹様にお願いしたんだよ。
君達をここに呼んでくれってね」


夏油「成程、アンタの仕業だったという事か」

透夜「せいかーい」


この場に合わずヘラヘラした態度の此奴に
こちらの怒りも募っていく


透夜「おぉ怖いなぁ。落ち着けよ、そんなんじゃ
ゆっくり話すことも出来ない…」

五条「さっさと話せよ」


我慢できず俺は話を急かした


透夜「そうだね、時間は有効に使わないと。

まず初めに黎明(人1)は今日死ぬ
それは兄に殺されるか、呪い殺されるかの2択だ

兄の方は私達の仕業
奴が付けている首飾りが見えるかい?
あれは10年前の処刑前に我々がこの日の為に
彼奴から取り上げたものだ。
それを依代としてアイツの魂を宿した

だからあれは幻なんかじゃない、
正真正銘、本物の黎明朔空だよ

まぁ私の術式で操られているがね…」



想像もしなかった事実に俺達は
驚きを隠せない
そんなのお構い無しに奴は話を続ける


透夜「もうひとつ
呪い殺されるっていうのは此方の曠劫樹様に
よってだ。


君たちの中にも既に知っている者は居るかもしれないが、黎明朔空と黎明(人1)は太陽の申し子と呼ばれる
曠劫樹様に愛された特別な者達だ


その者達は″予知夢″という特別な力を与えられる


朔空の方は何も問題は無かった…が、(人1)の方はそうはいかない。

アイツは曠劫樹様が定めた未来を変えるという重罪を犯した。それは死をもって償わなければならない



既にアイツの身体には呪いの痣が身体中に広がりつつある。それは想像を絶する痛みを伴いながらね



全く驚かされるものだよ。
常に全身を燃やされるような痛みと体内から楔で突き刺され続けるような痛みを感じるとは言われているが

そんな素振りは全く見せることは無かった

兄の朔空ですら死の直前まで気づかなかった
んだからね











ほんとに″化け物″だよ彼奴は」

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ohayou(プロフ) - プスメラさん» 次回でそうできたらと思ってます!色々考えつつ皆が幸せになれるよう頑張りますね! (2021年3月7日 14時) (レス) id: ef04feea12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば、ハッピーエンドにしたいです。お願いします。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 夢主さんはどうなりますか?また、みんなに再会しますか?できればまたみんなに再会したいです。お願いします。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ohayou(プロフ) - rainbow8171さん» ありがとうございます!そう言って貰えるとやる気がいっぱい出てきます!頑張ります! (2021年2月24日 12時) (レス) id: ef04feea12 (このIDを非表示/違反報告)
ohayou(プロフ) - プスメラさん» 気づくの遅くてすみません!実はまだちょっと続くのでオチは番外編みたいな感じで書こうかなって考えてます! (2021年2月24日 12時) (レス) id: ef04feea12 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ohayou | 作成日時:2021年2月21日 5時

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