ひなたぼっこ 4 【呪術廻戦】

･120 朝まだき 逢 ページ5

･幸吉side


左手から伝わるこの温もりが自然と心を安らかにしてくれる

幸吉「俺は、、皆に会いたいです」

(人1)「うん…」

幸吉「先生、俺は、、、幸せになりたいｯ
だから…

俺を救ってください」


先生の手が頭に触れる









(人1)「任せろ。





、









、









、









、









特殊記憶能力 改-完全再現





──────────────無為転変」









、









、









、









、









扉の前で立ち止まる

(人1)「この先に皆がいる、自分の好きな時に開けなさい」

幸吉「…はい」


思わず手が震える
もう、あと一歩なんだ…あと少し…


(人1)「…与幸吉」

幸吉「…え？」

(人1)「君の名前、本当に素敵な名前だね」

幸吉「俺の名前が？」

(人1)「″幸せや吉を与え、与えられる″

本当に幸せになるために生まれてきた君にピッタリな名前だ！」


笑ってそう言った(人1)先生の言葉には嘘偽りは全く無いんだろう
それほど眩しい笑顔だった


(人1)「幸吉くん、何もそんなに難しく考える必要なんてないんだよ

″君は幸せになりなさい″
私から君に言うのはこれだけだよ」


なんだ、そうか
先生の言葉を聞いて驚きはしたがすぐに理解した

自分の口角が自然と上がるのが分かった



幸吉「…はい」


俺は笑って先生に顔を向けた







そして俺は目の前の扉を開けた
光が零れる
だがもう怖くない



皆が待つ光の先へ歩みを進めた



………

幸吉「必ず(人1)先生を見つけ出し、救ってみせる

力をかしてくれ」


目の前の2人は驚いた表情をするがすぐに自信を持った笑顔に変わる


加茂「当たり前だ」

三輪「私達なら絶対できます！！
また皆で(人1)さんも一緒にご飯を食べに行きましょう！！」


幸吉「あぁ！」





(人1)先生
俺はみんなに会えて本当に幸せだ

貴方が教えてくれた

貴方が居てくれたから

だから

お願いだ
今度は


貴方も幸せになってくれ

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