・151 海月の骨 ページ41
・乙骨side
(人1)先生や真希さんにボコボコにやられる日々が
続いたけど←
僕は少しずつ強くなれた
仲間も出来た
生きていいという自信も持てるようになった
あの日…里香の解呪が成功した日
謎の呪詛師襲来のせいで真希さん達を傷つけられた時
僕は自分の力に目覚めた
里香ちゃんが成仏し僕は海外出張に行くことになった
(人1)先生がしばらくの間 引率で一緒に来てくれる事を聞いた時、嬉しくてガッツポーズしてしまったのは
内緒だ←
海外には行ったことがなかったから(人1)先生が居てくれて本当に助かった
ペラペラと異国語を話す先生はかっこよくて、つい
惚れ惚れしてしまう
ある日、先生とこんな話をした────
(人1)「え?どうして呪術師になったのか?」
乙骨「はい…先生はなんでも出来るから呪術師じゃなくても絶対成功してたと思うから、なんで呪術師の道
を選んだんだろうって…
すみません、変なこと聞いちゃって」
(人1)「全然構わないよ、そっか〜気になるのか…
いいよ!教えてあげる!」
乙骨「そうですよね…やっぱりこんな事…っていい!?
え、いいんですか!?」
(人1)「あはは!自分から聞いてきたくせに〜」コノコノ
僕をつついてくる先生の思わぬ返答に驚いてしまった
乙骨「すみません!予想外だったので…」
(人1)「ふふ、いいよ。
私はね、自分の生きたいように生きる
幸せになるために私は呪術師という道を選んだの」
──幸せになるためになるため……?
(人1)「生きるっていうのはつまり選択するということ
自分の選択に後悔しないように私は生きたい
私には夢があってね?
いつかまた皆で春になったら桜の木の下で
一緒に笑いたいの
皆といられる事が本当に幸せなの」
その時の先生は本当に幸せそうに笑っていた
僕もそんな笑顔につられて微笑んだ
乙骨「…そうなんですね。素敵な夢です
よかったら来年にでも皆でお花見しましょう」
(人1)「うん!」
(人1)先生のおかげで僕は幸せになれた
生き方を教えてくれた
だから今度は僕が先生の夢を叶えてあげたい…
そう思っていたのに──────────
乙骨「死んだ………?(人1)先生が?」
(人1)先生は知らないうちに僕の手の届かない場所へいってしまった…
まだ先生の夢を叶えてあげられてないのに
(人1)先生に会いたい
またあの笑顔で名前を呼んで欲しい
僕がいくらそう願っても
もうそれは叶うことのない夢となったんだ
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ohayou(プロフ) - プスメラさん» 次回でそうできたらと思ってます!色々考えつつ皆が幸せになれるよう頑張りますね! (2021年3月7日 14時) (レス) id: ef04feea12 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - できれば、ハッピーエンドにしたいです。お願いします。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - 夢主さんはどうなりますか?また、みんなに再会しますか?できればまたみんなに再会したいです。お願いします。 (2021年2月24日 14時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
ohayou(プロフ) - rainbow8171さん» ありがとうございます!そう言って貰えるとやる気がいっぱい出てきます!頑張ります! (2021年2月24日 12時) (レス) id: ef04feea12 (このIDを非表示/違反報告)
ohayou(プロフ) - プスメラさん» 気づくの遅くてすみません!実はまだちょっと続くのでオチは番外編みたいな感じで書こうかなって考えてます! (2021年2月24日 12時) (レス) id: ef04feea12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ohayou | 作成日時:2021年2月21日 5時