ひなたぼっこ 3 【呪術廻戦】

･113 朝まだき ページ47

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直後、悲鳴が鳴り響いた


一斉に逃げ出す一族

我先にと押しのけ合いながら逃げ出す様は
なんと滑稽なことだろうか

(人1)は焦る様子もなくただ笑っていた



(人1)｢ふふふ、いいよ遊ぼっか

じゃあ、、まずは鬼ごっこ！皆頑張ってね｣

精々少しでも永く死の恐怖を味わって？








それからは一瞬だった



広い屋敷の中
ひたすら悲鳴と血が飛び散る

外に出たはいいものの既に(人1)によって帳が下ろされており逃げ出すことは不可能だった




(人1)はずっと笑っていた

子供が遊びを楽しむように



内臓を破壊する時も
目玉を殴り潰す時も
頭を床に叩きつける時も
刀で滅多刺しにする時も


(人1)はただ笑っていた









ある一部屋に女子供がかたまっていた

1人の老婆がひたすら祈りを捧げる

老婆「あああ、神様仏様、どうかどうか我らをあの悪魔からお救い下さい…」

全員が手を合わせ祈る

子供「怖いよう怖いよう」

子供達は耐えきれず泣き出す
母親達は泣き止ませようと必死で慰める


母親「大丈夫、大丈夫よ、、神様にお祈りしたでしょう？きっと救ってくださるから───」

だから大丈夫
という言葉は悪魔の登場で口に出すことは無かった


(人1)「お祈りは終わった？よかったね！でもね、







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神様なんてこの世界には居ないんだよ？」


ガタガタと震えだす女子供達








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(人1)「″最凶″登場♡…………………なーんてね？」


(人1)が立ち去った後、その部屋に生きている者はいなかった









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(人1)「さ！貴方で最後だよ。頭首様！」

心底楽しそうな(人1)


透夜「…素晴らしいよ、よくここまで出来たね」

透夜は震えながら笑みを零した
そんな透夜に(人1)が尋ねる

(人1)「貴方を残したのには理由があるの…
正直に答えてね？

貴方さ、、、









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何か企んでるでしょ？」

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