ひなたぼっこ 3 【呪術廻戦】

･108 朝まだき ページ42

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その後、その場を七海達に任せ夏油は五条と共に
黎明家の離れがある山奥へと向かった、、



のはいいものの…

五条｢(人1)から話は聞いた事あるが、俺たち実際
行ったことなくね？｣

夏油｢あぁ、そうなんだ。だからもし結界等が張られていたら私達は絶対に見つけることが出来ない

だが、裏を返せばそこに(人1)がいる可能性も大だ｣


五条と夏油が憶測を立てている所へ近づく影があった


甚爾｢やっと来たかクソガキ共｣

五条｢甚爾！！｣

待ちくたびれたぜ
そう言いながら2人の元へ

夏油｢私達がここへ来ることが分かっていたのか？｣

甚爾｢まぁな、此処を知っているのは俺を含めてお前等ぐらいだ
お前等が来る事は確信してた｣

五条｢だったら先に言っとけよ｣

夏油｢まぁそう言うな、それで何処にあるんだ？｣

甚爾｢結界が張られているからな、そう簡単には見つからないようにしてある、こっちだ さっさと来い｣

山奥へと足を進める甚爾に慌ててついて行く2人

五条｢結界が張られてるんなら俺達は入れないんじゃないか？｣

甚爾｢いや、昔はそうだったが
朔空が(人1)がお前たちを此処に呼びたいからって理由で制限を弄ったと聞いたことがある｣

だからお前達も行けるはずだ

甚爾が言った直後

甚爾｢着いたな｣

夏油｢ここが、、(人1)達の過ごした離れ…｣

五条｢成程、確かに強力な結界みたいだな
この山全体に張ってある、関係者以外は山にすら入れないんだろう｣

そして3人は屋敷の中に入った


夏油｢！、これは｣

甚爾｢どうやら1度此処に来てたみたいだな｣


夏油が見つけたのは緋に染まり脱ぎ捨てられた着物
だった

周りには血痕も残ったままだ

五条｢部屋の方も探してみよう｣


3人別れて何か手がかりがないか探す


───1時間後

夏油｢そっちはどうだ、悟｣

五条｢ダメだな、これといって無かった｣

落胆する2人の元へ甚爾が書物を持ってくる

五条｢なんだそれ｣

甚爾｢朔空の部屋にあった｣

夏油｢黎明家 秘伝書…｣

何冊かあったため手分けして読む
すると、

ﾊﾞｻｯ

これは五条が書物を落とした音だ

夏油｢悟？どうした、何かわかったのか？｣

五条｢…ここ、読んでくれ｣

五条の指す場所にはこう記してあった

───
太陽の申し子

古より黎明家に伝わる太陽に愛された子供
その子供は心臓辺りに特徴的な痣をもつ

生まれつき持つ者や後天的に浮き出る者もいる

その子供はある特別な力を備えている
それは──────────

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