ひなたぼっこ 3 【呪術廻戦】

･87 草上の昼食 ページ20

･(人1)side

私が助っ人に来た主な理由は

建人君が怪我を負う程の呪霊が現れたから。

伊地知君が慌てて私に連絡してくれたおかげで
怪我はすぐ治せたけど

ツギハギの呪霊
しかも恐らくまだ生まれたばかりでこの強さ
早く蹴りをつけないと…

・・・のはずなのに

今、私、悠仁君と順平君とで映画の話で盛り上がっております。
・・・・・なんで？



─────遡ること1時間前

七海「では、(人1)さんは虎杖君に付いてあげて下さい。」

(人1)「建人君は大丈夫なの？」

七海「問題ありません。灰原と猪野君とで少し探ってみます。」

(人1)「・・・わかった。決して無理をしない
何かあったら必ず助けを求めなさい、いいですね？」

七海「…はい。」

虎杖「気をつけてね、ナナミン！」




(人1)「悠仁君、例の順平君には私達は従兄弟と
説明しよう」

虎杖「わかった！先生と従兄弟か〜、こんな綺麗な従兄弟が居たら自慢しまくっちゃうな〜」

(人1)「ふふふ、だから私の事は先生呼びはダメだよ」

虎杖「あ！そっか！なんて呼べばいい？」

(人1)「悠仁君の好きなように呼んでいいよ」

虎杖「それじゃあ─────」




順平side

今日も悠仁が来てくれた
でも今日は悠仁1人じゃなくて見慣れない女性が居た

とても綺麗なその女性は優しく微笑む
思わず赤くなったと思われる顔を背ける

順平「悠仁、そちらの方は…？」

虎杖「んふふ、良く聞いてくれた！こちら俺の従兄弟の黎明(人1)さん！！」

(人1)「はじめまして順平君！悠仁君から話は聞いてるよ！宜しくね」

順平「は、はい！こちらこそ！」


差し出された手を握る
温かい手だなぁ


虎杖「(人1)姉ちゃん、めっちゃ美人だろ！
でも気をつけてくれ。色んな人に狙われてんだ」ｺｿｯ

順平「だろうね」ｺｿｯ

(人1)「なになに〜？なんの話ししてるの？」

虎杖「ナ、ナンデモナイヨ！な、なあ！」

順平「え！あ、そうそう！ナンデモナイデス」

(人1)「あははは！2人とも仲良いのね！」


そこからは3人で映画の話をして盛り上がった
2人とも意外と映画に詳しくて、こんなに話が合うのは初めてで、つい話に熱が入ってしまった


あれから母さんと会って
今4人で一緒にご飯を食べてる

凪「あははは！(人1)ちゃん！コレもこれも食べなさい！」

(人1)「はい！いただきます！」


気持ちがいい位 どんどん料理を平らげる(人1)さん
に気分が上がる母さん

凪「いいねぇ(人1)ちゃん、最高」

(人1)「ありがとうございます！」ｷﾗﾝｯ

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