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・番外編 双子 ページ36

・真依side

朔空「因みにそいつには触っても大丈夫だ

さっき出した金烏と違ってコイツらは人間の体温と同じ位だからな」


蝶が私たちに止まり羽を休める
ポカポカしてとても気持ちいい


飛ぶ度にキラキラとした光が零れ落ちる
それに触れると光はじわっと肌をあたため
消えてしまう


真依「すごい!!これがお兄さんの術なの?」

朔空「まあな、普段はあんま使わねえけど

俺は基本自分の呪力で作った刀で戦う」

真希「(人1)は?」


お姉ちゃんがトンボと戯れていた(人1)お姉ちゃんに
話しかける

(人1)「私は基本的には体術かな〜

組手じゃ今まで負けたことないの!」

朔空「加えて(人1)はこう見えてゴリゴリのマッチョだかr((「お兄ちゃん?」ナンニモイッテナイヨ!」


2人は楽しそうに笑う


真依「仲がいいんだね、それに2人ともすっごく
強い…」

真希「ああ、本当にすげえよ。いいなぁ」


思わずこぼした言葉にお姉ちゃんも同意した

2人は私たちと違ってきっと皆に期待されてる
すごい人達なんだ
私達がこうして一緒にいるのもきっと烏滸がましいことなんだろう



いいなぁ、私達も相伝の術式を持って生まれていたら
2人みたいになれたんだろうか…



(人1)「2人もとっても仲がいいのね!
素敵な姉妹愛だよ」


真希・真依『え?』


朔空「あぁ、それにお前らだって凄いだろ

普段から良く周りを観察してるから虫の居場所もすぐに突き止めた。いい目を持ってる。」


(人1)「何も強さなんて肉体とか術式の事だけとは
限らないからね
世の中には色んな強さがあるのさ

だから、
2人は一緒に楽しんで生きればいいと思うよ

2人の絆は誰にも負けやしないでしょ?

2人は強いよ。誇りに思いなさい」



初めてそんなこと言われた

″強い″なんて、そんな言葉とは無縁の人生を歩むと思ってた


一生誰にも認めてもらえず
誰かに媚びへつらって
ずっと下働きするんだろう

そう思いながら生きてきた





でもこの人達は違った
私たちを見てくれた、認めてくれた…


心があったかくなった

周りを飛びまわる蝶たちも寄り添うように
私達を囲む



生まれ変わったかのように心が晴れ晴れとした
気分になった

隣の真希の目にも輝きが宿っていた


この2人は、私達の太陽なんだ…







朔空「今日はありがとな。記念だ。コレお前らにやるよ、俺たちふたりからのプレゼント」

真希「これは?」

(人1)「ミサンガ、御守りみたいなものだよ

何かあったら2人を守ってくれる」

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作者名:ohayou | 作成日時:2021年2月15日 9時

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