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(人1)「ホントにキツかった。甚爾さんまだ小さかった私に全然容赦なかったもんな〜」
甚爾「あの歳で俺と同等にやり合うお前こそおかしかっただろ」
(人1)「いやぁ、へへへ」
甚爾「何照れてんだよ」
(人1)「…甚爾さん、5年前に言ってたこと覚えてる?」
甚爾「……あぁ。」
(人1)「じゃあ……なんで私の前にまた現れたの?」
甚爾「………嫁が死んだ。」
(人1)「!!………。」
……
5年前
朔空・(人1)「甚爾/さん、おめでとー/〜!!」
甚爾「んだよ、改めて」
(人1)「素敵なお嫁さんに貰ってもらうんでしょ!」
甚爾「言い方」
朔空「ったく、このヒモ野郎がねぇ」
甚爾「お前に至っては祝う気すら感じねぇ」
(人1)「え?でも甚爾さんの結婚祝ってあげようって言い出したのお兄ちゃ((おいいいい!!」
甚爾「…へぇ〜」ニヤっ
朔空「んだよ、その目は!あ〜もう祝わねぇ絶対
おめでとうとか言わねぇ」
甚爾「……な」
朔空「あ?」
甚爾「ありがとな」
朔空「……どういたしまして…」
(人1)「よかったねぇ、甚爾さん」
甚爾「ああ、(人1)もありがとな…」
(人1)「…ねぇ、甚爾さん。今、幸せ?」
甚爾「!!!」
燈彌「お前には幸せになって欲しい」
甚爾「…ああ、幸せだ。嫁も子供も幸せにする」
(人1)「言ったな〜!!約束だぞ!!生活落ち着いたら連絡ちょうだいね!!遊びに行くから」
朔空「言質とったかんな!幸せ手放すなよ!!」
……
甚爾「身体が弱いやつだったんだ…。俺の子供産んでから時間はそんなに残されてなかった…」
(人1)「……」
甚爾「荒れたさ。自分でもどーしようもねー程な。
馬鹿らしいだろ?俺は自分の手で幸せを手放した…」
(人1)「うん。大バカ野郎だと思う。」
甚爾「っはは、だy((「てめーは自分の手で幸せを手放したとかほざく大バカ野郎だったのか?」…は?」
(人1)「は?じゃないよ。それじゃ何か?甚爾のお嫁さんは不幸者だったってか?子供達も不幸者か?
んなの、てめーに決められる筋合いはねぇだろ」
甚爾「…俺がアイツと会っちまったせいで((「甚爾…。聞いて。」…」
(人1)「私たちはなんで生まれてきたと思う?」
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作者名:ohayou | 作成日時:2021年2月12日 22時