千冬のねーちゃんは怖い

エピソード29 ページ30

貴「今日は漫画の発売日〜♡」





今日は私の大好きな漫画の新刊が発売される
千冬と2人で読んでるから、買っていってあげると凄い喜ぶのよ



一緒に今後の展開について話すの楽しいし、話してる千冬めっちゃ可愛いんだよねぇ♡



なんて考えていたら少し先にボロボロになっている男の子がいた




中学生か？







貴「ん？あの特攻服って、、、、？！」









私は走り出した
だってボロボロのその子は、、、私の弟だ










貴「千冬！！！！！」


千「、、、、ん？ねえ、ちゃん？」








ふらっ、、、、
千冬が倒れかけたので慌てて支えた








貴「誰にやられたの？！こんなになるまでっ、、、とりあえず背中のって！！」









断ろうとする千冬を無理矢理おぶって家に歩き出した



この怪我、、、酷すぎる
かなり顔を殴らないと出来ない傷だ


千冬がこんなに怪我するなんて、、、
抵抗すればこんなにならない








貴「家まで頑張って！、、、誰にやられたの？！てか圭介はどうしたの？！一緒ならこんなにならないでしょ！！」


千「、、、、何でもねぇよ。ちょっと相手が多かったんだよ。」


貴「何でもないって、、、、」








千冬は何も言ってくれなかった
家に着いて応急処置をしたけど傷が酷すぎる、、、


包帯と消毒が足りない、、、
明日病院に行ってもらうにしてもちゃんと手当てはしないと



千冬には薬局に行くと言って家を出た










________





貴「やっば、、、、早く帰んないと！！」








近くの薬局が丁度休みで少し遠くまで行ったせいで遅くなった



千冬大丈夫かな？動いてないよね？？





つかあそこのガキども邪魔だな
そこ通りたいんですけどって、え？




そこには見慣れない服を着た圭介がいた








貴「圭介！！」


場「あ？？っ、、、、Aさんっ」


貴「あんたこんなとこで何してんの？てかこの服何？」


「誰こいつ？場地のオンナか？」







となりのやつが何か言ってるけど無視
お前に今用ないから








貴「そんなことより、千冬が大怪我してんだけど！圭介一緒に居なかったの？！、、、聞いても何も言わないし。あんた何か知らない？」


場「、、、、」


貴「何黙ってんの？」









何で何も言わないの？
知らないなら知らないでそれだけでも



そう言おうとした時








「あれ？千冬って場地がさっきボコボコにしてた奴じゃねえの？笑笑」













あ"？

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