千冬のねーちゃんは怖い

エピソード25 ページ26

倒れてる男たちはすごく怯えている
それはもうぷるぷると






貴「で？？さっきの話、お姉さんに詳しく教えてくれない？」


「ヒッ！！、、、どっ、ドラケンのことだよな？」


貴「そうだよ、時間がねぇんだよ。早くしろ」


「おっ、俺たちさっきまで東卍とやり合ってて、途中でキヨマサってやつがドラケンを刺したんだ！」











、、、、、キヨマサ
確か喧嘩賭博やってたやつだったよな



東卍クビになったって千冬が言ってたけど、、、
その腹いせにドラケンを刺したってことか








貴「、、、、、で？」


「どっ、ドラケンは何か他のやつと駐車場を離れて、その後は知らねぇ！！、、、でも東卍の奴らが病院行くって走ってったから、たぶんどっかの病院にいると思う、、、」



貴「へぇ〜、、、ちなみにその抗争は誰がふっかけたんだよ。キヨマサってやつ？」


「いやっ、何か東卍のやつが内戦起こすのに半間くんが手ぇかしたんだ。、、、半間くんが仕組んだみてぇなもんだ」










半間、、、そんなやつ知らないな
内戦って、、、まぁ、聞いた感じ半間ってやつに唆されたな








「おっ、俺たちが知ってんのはこれだけだ！！」


貴「病院の場所くらい知っとけよな、、、使えねぇ」


「こっ！これで勘弁してくれよ！頼む！」


貴「ハァ、私急いでるから、今回はこれで見逃してやるよ」








でも、、、
そう言って奴らを睨んだ








貴「次はねぇぞ」


「「はっ、はい！！！」」











ったく
ここら辺でおっきい病院って2個あったよね



病院同士は結構距離あるからな、、、
2択か



まぁ、この時期で祭りの混みとか考えたらこっちだろ
そう思って病院に走っていった









_________




貴「つっかれた〜！！！！」






結局最初に行った病院にはいなくて、この病院まで走ることになった



流石にきつい



馬鹿どもから聞いた話しだと、かなり怪我人も多いみたいだったから、コンビニで色々買ってるうちに、荷物が増えて余計に大変だった







ほとんど朝じゃねぇか









どこにいるかと探していると、黒い特攻服の集団がいた





何かめっちゃ喜んでる
ドラケンの手術成功したのかな？





あっ、千冬み〜っけ









貴「千冬〜」


千「、、、、は？ねっ、姉ちゃん！？何でここにって、、、、ヒッ！！」










そんなに怯えるなよ





私が怒るの、初めてじゃないよね？

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