千冬のねーちゃんは怖い

エピソード10 ページ11

ワー！！！！！

ぎゃー！！！！







うっ、うるせぇ、、、、、何て治安が悪いんだ！！









___________

遡ること5分前






貴「バイトまでまだ時間あるし散歩でもするかな〜」







お見舞い帰りに公園周りをプラプラしていた
何にも考えずに歩くっていいよね






「ねぇ、どーする？」


「どーしよう、、、でも怖いよ！」







小学生くらいの男の子達が何か話しているのが聞こえた
何となく気になったので声をかけてみる






貴「お〜い。君達どーしたの？」


「あっ、、、実はね、ボールで遊んでたんだけど思いっきり蹴っちゃって」


貴「うんうん」


「とりに行こうと思ったら怖いおにーちゃん達がいっぱいいて、、、」



貴「あ〜、ね」


「だからどうしようかなって」








そっか〜、、、そりゃ怖いわな
まだ時間へいきそうだし、、、、


何よりこんな小さい子達が何されるか分からんしな







貴「よしっ、おねーちゃんが取ってきてあげよう！」


「「えっ？！ホントっ？！」


貴「うん！だからどこにあるか教えて貰ってもいい？皆んなはここで待ってていいから！」


「うん！！ありがとう！！」









____________




ていう経緯でここにいるわけなんですね



え？？喧嘩賭博やん
噂の喧嘩賭博じゃん



私はさ、いきってるガキが屯ってるだけかと思ってたのよ？？
これはちょっとな〜



でもボール見えるし、、、
けど千冬に怒られるし、、、、





貴「ん〜、、、、どうすっかな」






1人で悩んでいると






？「ちょっと待った！！！！」






1人の男の子が叫んだ



聞いていると、この賭博の主催者に喧嘩を挑んでいる




申し訳ないけど、キヨマサ？ってやつを前にして立っているその子を見て、とても勝てそうだとは思わなかった



むしろ弱そう





案の定ボコボコにされていた




そろそろボールをとりたいなと思って歩き出そうとした時




友達かな？？彼を止めようとしていた
話を聞いている限り、中々の根性だなと思った
キヨマサ何かより全然強いじゃんって






「もう引けよ！タケミチ、十分気合見せたよ！」





タケミチって言うのか






武「引けねぇんだよ！！引けねぇ理由があるんだよ！！」









、、、、、、、似てる









貴「ふふっwカッコいいじゃん！」




ぽんッ




武「？！、、、、へ？？」


キ「あ？？」








気づいたら彼の肩を叩いていた

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