終わりがあるのなら

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あの日から、同じようなことが起こる事が多くなった。



幸い、メンバーやマネージャー陣に見られてはいない

自分でも可笑しいと気付き始めている反面、
周りの人達に迷惑や心配はかけたくなかった




しかし、間もなく
メンバーの目の前で大きな失敗を犯してしまう。









それは、YouTubeに上げる動画の撮影をしようとしていた時だった。

今回の撮影は、ダンス。




「っしゃ！やるぞ〜！」
慎太郎の一言で気合が入る




〜♪



撮影はいつも通り順調にイケイケに進んだ


〜♪


ラスサビにかかりかけた時だった




『......やばいｯ』

脚がもつれてふらついた俺は
移動していた樹に思いっきりぶつかってしまった



「ｲｯﾃｪ……！」

あまりの痛みに力が入らなくなり、
俺はその場に倒れ込んた




『『ほくと！』』
みんなが駆け寄ってくる


『北斗まじごめん！
大丈夫か？いや、大丈夫じゃないな』

「…俺こそごめん樹、足もつれた、」









そのあと医務室に運ばれた俺は、捻挫と診断された。

樹に怪我がなくてよかった。



医務室の先生に病院の受診を勧められ
俺は病院へと行くことにした。


最近足や手に力が入らづらくなっていることも
流石に只事じゃないはず、


あ〜、大事にならないといいな。


そんな考えは
大層呑気なことだったとすぐに思い知ることになる。






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