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侑李「おっ来たきた。」
もうすでに雑貨屋さんに居た2人と合流。
果南「あのね、これお揃いで買わない？」
果南はマスコットのベアを手に取って言った。
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ピンク色のベアは手に貝殻を持っていて、可愛い。
ちなみに私は赤色のベア。
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果南「じゃあ私達そこの景色、カメラに収めてくるー！」
お会計を済ませた果南は
侑李の手を取って外に駆けていった。
涼介「あいつら元気すぎ、な」
A「私にもその体力ほしいよ〜。」
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まぁ私は今日はもうテンション下がりっぱなしだろうなー。
果南の元気さがとにかく羨ましい！
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A「…あっ、」
ナニコレ！超可愛い。
ベアの割と近くにあったネックレスに惹かれるまま手を伸ばす。
でも買わない。今日はついてない日だから。
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手を引っ込めてベアだけお会計した。
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涼介「姉貴にお土産買うから外のベンチで待ってて」
こう言う涼介は、意外と買うのに時間がかかる。
男ならスパッと決めて買ってよ！
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なんて今日の私には涼介に、はむかえもしないや。
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ベンチでうずくまりながら、膝をさすってたら
「どうしたの？」
この優しい声の主は侑李だ。
侑李「元気ないね。気分でも悪くなった？」
A「ううん、大丈夫だよ！」
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精一杯、膝が痛いのを我慢した。
侑李「嘘、膝さすってたじゃん。」
A「う…、」
侑李「隠さなくても良いのに。」
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侑李は私の膝をさすりながら“痛いの痛いの飛んでけー”ってしてくれた。
涼介も侑李も優しすぎて困るなぁ。
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作者名：すず♪ | 作成日時：2017年9月10日 1時
