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果南「やっほー!Aちゃんと涼介!」
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講義が終わり食堂へと足を運ぶ。
もちろん、ポーカーフェイス男も一緒だ。
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侑李「Aちゃん、こっちおいで〜」
促されるまま、生姜焼き定食を持った私は知念くんの横へ座る。
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果南「涼介、今日は食べるんだ。珍しい〜ー」
牛丼が乗っているトレイに目を向けながら尋ねた果南ちゃん。
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涼介「今日、朝飯くってねーから。」
A「真似しないでよ。」
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さっき言われたことを仕返してあげた、!
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涼介「誰が真似するもんか」
ケロッっと暴言を吐く目の前の人。
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ムカついて言葉も出ません。
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侑李「あれあれあれ?お二人さん仲良くなったみたいな、?」
私と失礼男を交互に指差す知念くん。
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A「なってません。」
涼介「なるわけねーだろ。」
こうやって、ハモるもんだから、
余計に二人に笑われちゃった。
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果南「意気投合は、仲良しってことだね。うん!」
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食べ終わった食器を乗せたトレイを、
返却口へと返す果南ちゃんの足は何だか急いでるようにも見えた。
ぎこちなく。
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果南ちゃんってあの涼介って人が好きなのかな?
この前の帰り道のラインの件で、二人は付き合ってるのかなって思ったけど、
果南ちゃんの片想いってことかな?
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それなら、応援したいな。
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作者名:すず♪ | 作成日時:2017年9月10日 1時