まるよんじゅうご。 ページ5
『啓司さんが…唯と……てた。』
ケンチ「啓司が?唯ちゃんと?」
『…キスしてた』
ケンチ「キス!?」
思い出すだけで、胸が痛くなる。
ケンチ「なんかの間違いじゃなくて?」
『ちがう。』
ケンチ「唯ちゃんからしたんじゃなくて??」
『啓司さん…が…頭を抑えて…』
これ以上は言えなかった。
ケンチ「ごめんね。話させて。」
『…大丈夫』
ケンチ「大丈夫じゃないでしょ?」
『…うん』
ケンチ「なんで、キスなんて…」
私に聞こえないようにきっと言ったんだろう。
その呟きさえも聞き取ってしまう。
私の耳が嫌いだ。
ケンチ「俺が今Aにキスしたら怒る?」
『っえ?』
私の返事を待たずに、
ケンくんは私にキスをした。
深くない。ただ触れるような優しいキス。
『ケンチさん?』
ケンチ「呼び方戻ってるよ?赤いし。」
『だって!!』
ケンチ「だって?そんなに嫌だったの?」
『いやっ!!』
ケンチ「嫌じゃなかったのかぁ〜」
とニヤニヤするケンくん。
ドS?
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桜 - 続けてのコメントですみません(>_<) 題名がまるごじゅうよん。の後がまるよんじゅうご、まるよんじゅうろくになってますよ? これ正しくはまるごじゅうご、まるごじゅうろくではないでしょうか? (2017年7月23日 17時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 物語パート2まで来ましたね。 一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2017年7月23日 17時) (レス) id: fa78cdaff1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なっつ | 作成日時:2017年2月19日 0時