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「さっみい」
「ゔん、これはざむい」
カタカタと震えながら、私と当真は部屋の中でコーヒーを飲む
残念ながら暖房は故障中だ
「んで?お前らどーしたんだよ」
あんなにあっつかったのによ、とコーヒーを飲み干した当真は聞く
あー、と中途半端な返事を返しながら、コーヒーのおかわりを入れる
「なんかね、もう無理なんだって」
「は?」
「遠征とか、いろんな事が重なって
それで、愛想つかされちゃった」
「……あいつがンなこと考えるやつかよ」
「案外繊細な子なのかもね」
「………そんで?お前はそれで納得したわけ?」
「まあ、理解はできる、かな
これからの事とか、当真たちから怒られたばっかだったのに懲りずに私が…って考えてたし
確かに、荒船には迷惑ばっか………」
コーヒーに映る私の顔を見て、改めて実感する
最近、あんまり寝れてないな、って
化粧とかして上手く誤魔化してるけど、最近は隈も酷い
夜遅くまで仕事するのだって、
こうやってコーヒーを飲むのだって
もしかしたら明日くるかもしれない、大規模侵攻が怖くて眠りたくなくて
眠れなくて
「なぁ、お前最近寝てる?」
「は」
予想外の展開に、私は驚きを隠せなかった
「や、まあ、いーんだけど
そんな働かない脳みそで、アイツの事まで考えれんのかよ」
「お前の脳みそには負けるよ」
笑ってふざけて応えると、当真は真剣な顔つきで私を見た
「本気で、俺らはお前のこと心配してんだよ
穂刈も鋼も国近や今も
もちろん、荒船も」
「………ごめん」
「あいつが限界だって言う気持ちも、お前の性格も、全部わからねぇわけじゃねぇんだわ
でもさ、今、どうにかしねぇと
きっとお前ら、後回しにするだけして、取り返しのつかねぇことになる」
「………うん」
「まあ、今日はとりあえず寝ろ。
寝れねぇってなら俺が寝るまでここにいてやるからよ」
にへら、と気の抜けた笑い方をする当真
それにつられて私も笑う
側に人がいてくれたからなのか、意外とあっさり眠ることができた
起きたらちゃんと
荒船と話そう
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おむらーす - エネさん» ありがとうございます！次回作、作るか迷い中ですが、また姿を現した時はよろしくお願いします笑 応援、ありがとうございました！ (2016年1月18日 22時) (
レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす - 藍＠浅にぃloveさん» ありがとうございます！感動してもらえたなんて嬉しいです！もしかしてもしかしなくても、ダイヤのA好きですか？？私も大好きなんです！笑 また話せたら嬉しいです笑 応援、ありがとうございました！ (2016年1月18日 22時) (レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)
おむらーす - パプリカさん» ありがとうございます！パプリカさんからのコメントは毎回楽しみにさせていただいてました！(勝手ながら) 今まで応援、ありがとうございました！ (2016年1月18日 22時) (レス) id: e5ea87c0cf (このIDを非表示/違反報告)
エネ(プロフ) - 完結おめでとうございます！次回作楽しみにしてます (2016年1月18日 10時) (レス) id: b4abfe6cdf (このIDを非表示/違反報告)
藍＠浅にぃlove(プロフ) - 完結おめでとうございます！感動する終わり方でめっちゃなきました！ (2016年1月18日 0時) (携帯から) (レス) id: 02dbac67e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おむらーす
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=mucho
作成日時：2015年12月19日 11時
