小さすぎる彼女２【月島蛍】 (ページ3)

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合宿終了。

次は10月まで無いのか。

『蛍くーん！！』

月島「Aさん」

『帰る前にちょっとだけいい？』

月島「はい」

山口が行ってらっしゃいと言ってくれたので、
Aさんに連れられて校舎へ向かった。

『ここ、私の教室！』

月島「入ってよかったんですか」

『いいのいいの！ちょっと待っててね！』

そう言って教室から出て行くAさん。

すぐに戻って来たと思えば、
真っ赤なジャージから制服に着替えていた。

月島「制服着ると雰囲気違いますね」

『そう？』

月島「はい。可愛いです。」

『っ、、私の隣座って？』

Aさんが自分の席に座り、僕が隣に座った。

『蛍くんが隣にいるとか集中できんっ！』

月島「集中しなよ」

『えっ、、』

月島「前向かないと、
まーたテスト前に教えてくださいーって
泣きつくことになるよ？」

同級生になったつもりで言ったけど、引いてる？

『ならないもん！』

月島「次のテスト満点取れたら、
なんでも言うことひとつ聞いてあげるよ。

ま、取れたらだけどね？」

『絶対取って言う事聞かせるから！』

2人で同級生ごっこ。
こんなことするなんてバカみたいだ。

でも、Aさんとならバカなことでも
したいと思っちゃったんだから仕方ないデショ。

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