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ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ2017年冬ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
紫耀side
ジャニーさんにデビューを直談判した後、
Aだけがジャニーさんに呼び止められた。
「Aすげぇな、新しい仕事かな」
廉「アイツ無駄に人気やもんな」
玄「廉、無駄にとか言わないの。また怒られるよ」
勇「廉はAが人気になんのが嫌なんだろ？」
玄「んふふ、たしかに。」
優「どーゆー意味？」
玄「岸くんには一生わかんないよ笑笑」
廉「は？どーゆー意味だよ」
海「自分でどーゆーことか気付いてないの？笑笑」
「あっ、ほら、A帰ってきたよ」
『…』
明らかにテンションが低くて、様子がおかしかった
廉「どした？」
優「大丈夫か？」
玄「大丈夫？なんかあった？」
でも、Aは笑った
『あー、なんかまた今度ご飯行こうって』
『だから、全然大丈夫！』
そう言って。
『皆んな、なーに不細工な顔してんの笑』
勇「ほんとに？」
『ほんとだって！うちが嘘苦手なの知ってるでしょ？』
海「よかった〜、深刻そうな顔してるからびっくりしたじゃん笑笑」
『そんなに酷い顔してた？？笑笑』
廉「ほんま？」
『…ほんとだって！』
この時、こんなふざけたこと言わないで
Aに嫌われたとしても強引に聞き出しておけば、
こんなことにならなくて済んだのかな。
『今日用事あるから先帰るね』
廉「っおい！A！」
そう言って走り去った後ろ姿だけが脳裏に残ってる。
あの日からAは仕事に来ても
すぐ帰るようになった。
そして、あの日は来た。
ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ2018年春ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ
「You達は、6人でKing & Princeだよ」
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作者名：恋 | 作成日時：2019年12月5日 14時
