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その後、窃盗はダメだということで結局博物館にあの写真を返すことになった
「……スンスン、スンスン……」
するとグリムが何かを探しているように辺りを見渡す
「オレ様のグルメハンターのカンが言っている……この辺りにトリュフのごとき真っ黒なご馳走が落ちていると！」
「お前は豚かっ！」
「ふなっ！黒い石みーっけ！グルメハンター・グリム様の鼻は誤魔化せねぇんだゾ〜！」
と言って真っ黒な石を美味しそうに見つめるグリム
「……黒い石だと？」
『黒い石？おいグリム、待て＿＿＿』
「いっただっきまーす！はぐっ！」
制止の声は届かず、グリムの口の中に入っていった黒い石
「う〜ん、これは……こってりとしていながらパンチのきいた塩辛さもあり……マニアにはたまらないお味！なんだゾ！」
「あっ、お前。また拾い食いしてるのか！？」
「もう止めるのも馬鹿馬鹿しいっつーか。やっぱモンスターの味覚ってよくわかんね」
とエースとデュースは呆れたようにそう言った
「……あの狸、いつもああして黒い石を拾い食いしてるのか？」
「いつもじゃないですけど……」
「レオナ先輩、どうかしたんすか？」
とレオナの質問にユウとジャックがそう返事をした
「べつに。なんでもねぇよ」
あの黒さは……ブロッドの塊？アズールのオーバーブロッドによって出てきたものなのか？
それなら、グリムは……
「オイ、いつまでしかめっ面してる」
『ッ！……悪い』
レオナの声が頭に響き、我にかえる
考えすぎか……？まぁいい
『それより戻ろうか。アズール、お前は一度アルシュアーク寮に来い』
「はい、分かりました」
そうしてアズールのオーバーブロット事件は幕を閉じた
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ルイ - これってノアの方舟ですか？ (2022年12月4日 14時) (
レス) @page2 id: 20866609ad (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - 瑠李さん» ありがとうございます。学業に専念しているため作品を更新できず本当に申し訳ありません。更新まで楽しみに待っていてほしいです (2021年11月16日 18時) (レス) id: 3dbdf91a5b (このIDを非表示/違反報告)
瑠李(プロフ) - この小説最高です(*^^*)更新楽しみに待っています。応援してます。頑張ってください。 (2021年11月16日 16時) (レス) @page32 id: 9824e2f221 (このIDを非表示/違反報告)
獅子丸(プロフ) - このお話最高です！更新頑張ってください！ (2021年10月30日 17時) (レス) @page32 id: f73ab42924 (このIDを非表示/違反報告)
朧月(プロフ) - crisisさん» ありがとうございます！そう言ってくれると本当に嬉しいです。これからもよろしくお願いします。 (2021年7月6日 20時) (レス) id: 3dbdf91a5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：朧月 | 作成日時：2021年6月19日 14時
