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「爆弾が!!」
それは紅茶の淹れ方をマスターから教えて貰っていた時にうずまきに響いた声

あの不審な3人を見送った少し後
国木田さんとあの子はきっと太宰さんの頭の可笑しな行動に付き合わされていたんだな、合掌と軽く思っていた

周りの人達の優しさで忘れていた

ここは私のいた平凡な世界とは違うんだ
危ない組織が堂々と活動しているんだ
探偵社が恨みをかって襲われる事だってあり得なくはない

A「えええ!!マスター!!爆弾ですって!!速くお客さん避難させないと!!」
私1人なら生き残れるがおばちゃんやお客さん達はできる限り遠ざけないと無傷ではすまないだろう

アワアワして頭に浮かんでくる単語を口に出す私をおばちゃん含めお客さん達はクスクス笑って見守っている

流石の私でもこの雰囲気は分かる
カルデアにいた時さんざんサーヴァントにやられた言動だ

近くに居たおばちゃんが笑いを堪えながら私の肩に手を置いた
「Aちゃん…これ探偵社の入社試験だから!!」
A「へ?」
変な声が出た
少女漫画とか読んでるとこれはないよwwwと笑い転げていた台詞の中の1つだ

それはともかく
ニュウシャシケン?

「ほら朝国木田くんが伝えにきたでしょ」
それがなんだって言うんだ…あ…
A「もしかしてさっきのが…」
「そうそう!探偵社って体を張る危ない仕事が多いから入社試験をやって本当に大丈夫かチェックするのよ
そうしないと逆にその子が危ない目に遭うからね」

「なんだよ〜〜〜」
爆弾から速く遠ざけないとと、気を張っていたのが抜けてヘナヘナとその場に崩れた
それを見て皆はクスクス笑う

「ここに来た新人さん皆そういう反応するのよ」
「皆逃げる為に一目散に扉に駆け寄ってたな」
「でもAちゃん自分が逃げるより他の人心配して」
良く頑張ったねぇなんて私にお菓子をくれる年配の方々
一気に祖父母が増えたみたいだ

益々赤くなる頬を感じながらありがたく受け取った

はすがし〜〜〜!!!

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饅頭 - 続きが見たいです! (2020年11月4日 19時) (レス) id: d3fe79fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
白浪燈夜 - 続きはよ(ノシ 'ω')ノシ バンバン (2020年3月25日 14時) (レス) id: b3ddaf4719 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 続きが気になります更新頑張ってください (2018年7月9日 12時) (レス) id: e8ca853bb3 (このIDを非表示/違反報告)
岸波白野(プロフ) - 続きが気になる (2018年6月8日 20時) (レス) id: d95ad57aaa (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ - ムスカ(春は新入生がカラスにパンとられる季節)さん» またまたありがとうございます!ぐだ子は危険察知能力はずば抜けているイメージがありますね。太宰さんは構うと鬱陶しくなっていくキャラだと思っているので基本雑に扱ってますね、タビデ王並みに。でもノリは良いので一番親しい人物の1人になっています。 (2018年4月27日 22時) (レス) id: 834f705b74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちくわ | 作成日時:2018年3月11日 19時

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