絶世の美女と小さな嘘【ONEPIECE】 (ページ4)

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麦わらの一味　壊滅ページ4

ルフィ「やめてくれ!!!なんで・・・なんで!!!?仲間じゃなかったのかよ!!!」

＊仲間？仲間になったつもりなんてない。

私はただ、『船に乗せて下さい』としか言っていない。

アンタがどんなに仲間だと思っても私はアンタらを仲間だとは思っていない。

大切だと思っていない。

アンタらは私の“道具(オモチャ)”だ。

ウフフ・・・ねぇ、ルフィ。

もっと楽しませてよ。

アンタが死んだらお互いつまんないよね。

だってアンタ以外のオモチャはもう壊れちゃった。

いや、壊れたというよりかは私が壊しただけどね。

刀を振り回すオモチャとグルグル眉毛のオモチャもたいしたことはなかった。

雑魚すぎるW他のオレンジ髪のオモチャも鼻が長いオモチャも攻撃さえ当たらなければ無能同然。

ただの足手まとい。

骨のオモチャや黒髪のオモチャはトリッキーなことをしてきたけど、そこら辺の手品みたいなだけで分かってしまえばもうお終い。

ロボットのオモチャもタヌキのオモチャも魚のオモチャも結構パワー系もいたこど、ロボットの攻撃は単純すぎる。

タヌキも図体がどれだけデカくても、体力は対して変わらない。

魚も厄介だったが、ゴリ押せば意外と弱かった。

ーそして今、サニー号には、緑で綺麗だった芝生は赤黒く染まり、いつも賑やかな麦わらの一味は、随分と変わり果てていた。

勿論、こうなってしまったのはある一人の女性。

Aだ。

『そろそろ終わりにするね』

『ありがとう。楽しかったよ』

グジュリと奇妙な音がサニー号に響き渡った。

この日、Aという女の手によって、麦わらの一味は

壊滅したのであった。