私とクロノア ページ16
A視点
＊振り向くと、そこには
“私”がいた。
A「アンタ、なにサニー号に触っているの？」
私が私に問いかけている。
カオスな状況。
私だってこと分からないの!?
あ、そっか。私姿違うんだっけ。
A「聞いているの？」
『ごめんね〜綺麗で格好よかったから』
とりあえずお得意の愛想の良い笑みでも浮かべますか。
A「ヒッ、そ、そう」
あれ？なんかびっくりしているみたいだけど、私の姿そんなに怖いのかな？それとも笑顔が。
A「あ、アンタは？」
もしもAって言ったらどう反応するかな？まぁ偽名でも名乗っておきますか。
えーと、、、どうしよう・・・
『わ、私は・・・く、クロノアよ』
A(絶対嘘だ!!!今絶対考えてたでしょ!!偽名だ！何よこいつ)
A「そう、クロノアね」
よかった。とっさに思いついたのだが。
時空神クロノスと私のグロリアスのアをとってつけたが。
多分私だってこと、バレてないみたいね。
けど失敗失敗〜偽名だってことはバレたみたいね。ま、私だってことがバレなければなんだっていいんだけどね。
これは過去の私。と言ってもいいよね？
そうなら
またルフィ達は私に・・・
だったらまず最初にやることは
“私”を止めることだ。
いや、それとも・・・
殺しちゃう？
いや、そしたら私も死ぬかもしれない。一応私は未来から来たからな。
やっぱり説得するしかない。
『ねぇ、A。あのさ、アンタ、麦わらのルフィいや、一味を騙しているよね？』
A「!? は、はぁ!?」(な、何で名前知って)
『これは私からの警告だ。今すぐ例の計画を中断しろ。最悪な目にあうぞ。それに、こんな酷いことしても良いことの一つや二つはない。利用するなんて酷いことだ』
A(な、何で・・・)
『全部知っているよ。復讐したいんだろ？自分の故郷に。そのために麦わら達を利用して故郷を示す、エターナルポーズを手に入れ、麦わら達に故郷の奴を代わりに殺してもらうんだろ？』
A「ッ！」
『そんなことしなくてもいいのに。このまま皆と楽しく過ごせばいいじゃん。独りぼっちは嫌なんでしょ？』
A「あのさ、アンタって何者なの？」
A「もしかして世界政府か海軍かなにか？」
『まぁ、元海軍よ。今はやめているが」
A「お前が何言おうと私は今更やめない。邪魔をするなら容赦はしない」
私、いや、Aは戦闘態勢に入った。
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作者名：引きこもりオタク | 作成日時：2024年1月10日 18時
