後悔 ページ12
A視点
ジンベイ「ん？なんじゃ、お前さんか。空手を教えてほしい？やめておけ。お前さんはまだ若い。ルフィは確かに若いがそれとこれとは別だ。お前さんが無理に戦う必要はない。そういう時は、ワシらに頼れ。いいな？」
ルフィ「新しい仲間、Aが加わったとこだし、野郎ども!!宴だー!!!」
「「「「「「「「「おおーッ!!!」」」」」」」」」
『あっ、ああっ、』
『ルフィ？』
―Aはルフィの体を揺すった。
『ルフィ？なんで寝ているの？起きてよ、目を覚ましてよ！』
エース「何言ってんだ。起きるわけないだろ。そりゃお前が殺したんだから」
『ああっ、ああっ、』
＊嫌だ嫌だ嫌だ！お願い！目を開けて！ルフィ！ルフィ！
ぁ
エース「いくら騙していても仲間じゃなかったのか!?ルフィを殺してもなんとも思わないのか!?ルフィはもう動かない、喋らない、笑わない、触っても冷たい。お前は殺してでも理想の物が欲しかったのか!?」
動かない。
喋らない。
笑わない。
触っても冷たい。
ルフィっルフィ、私は・・・私は・・・
『あ”あ“ーーー!!!!!!』
ルフィ、ゾロ、ナミ、ウソップ、サンジ、チョッパー、ロビン、フランキー、ブルック、ジンベイ
『ご”め”ん”な”さ”い”!!!!!み”ん”な”に”あ”い”た”い”よ”!!!!!ルフィ!!!ルフィ!!!』
―サニー号にの声が響きわたる。
彼女の後悔と共に
白ひげ海賊団はみな、青ざめていた。
愛しの可愛い妹が麦わら達を殺したことに対してなのか、それとも彼女の目的に対してなのか、それとも今まで彼女に騙されたことに対してなのか。
白ひげは黙ってサニー号にいるAを見ているだけで特に口を挟んだりはしなかった。
エースもマルコもサッチもハルタもイゾウ、皆ただAを見つめているだけ。
エースは怒りがあるような表情。
マルコは特に。ただ何処か悲しげな表情。
サッチは青ざめていた。
イゾウとハルタは、悔しそうで悲しそうな表情。
だが、彼女の物語はまだ終わっていない。
まだ序盤と言ってもいいぐらい。
ここからが本編と言ってもいいぐらいだ。
これをみている貴方。
そう、“貴方”。
どうだったでしょうか？
彼女に対してどう思いますか？
自業自得？
可哀想？
哀れ？
つまらない？
など、いろいろありますよね
ここからが
彼女の復讐劇が始まります
復讐？そりゃ勿論
“自分”に対してですよ
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作者名：引きこもりオタク | 作成日時：2024年1月10日 18時
