【テニスの王子様】幼なじみの壁越えました【幸村精市】 (ページ3)

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翌日、もう引退かと思ってゆっくりできると思ったら、早々にインターホンがなる

母「Aー!!精市くん来てるよー」

幸「おはよう。A。ほら、部活行くよ」

嘘でしょ…と驚きつつも、実は身支度を整えており、ジャージを羽織ればいつでも出れた

丁寧に畳まれた、黄色のジャージに手を伸ばす

私に合うサイズが無かったから、特注サイズが届くまでかなりの時間がかかったらしい。気を遣ってくれて感謝感激

『いってきまーす』

幸「もしかして、部活無いと思ってた？」

『五分五分だよ。でも、精市なら行くかなって』

幸「ふふ笑お見通しだったわけだ」

『何年の付き合いだと思ってるの？』

幸「さて、どれだけだったかな笑」

真「む、幸村とAか。」

『おお！弦ちゃん、おはよう。やっぱり弦ちゃんも部活行くんだね』

真「ああ。号令をかけている赤也は想像できんからな」

お、おー。それは言えてる気がするな

幸「おや、柳じゃないか」

柳「みな、早いな。」

なんだかんだ言って三強そろっちゃったな。もしかして、このままみんな集まったりするのかな？

柳「そうだな。３年レギュラーがそろう確率100％だ」

『読まれてる?!』

幸「A、声に出てたよ笑」

丸「おーい！幸村くーん！Aー！」

桑「おはよう」

比「おはようございます」

仁「ピヨ」

『す、すごい全員そろった…』

柳くん恐るべし…
確かに試合中も確率割り出して、正確に試合運びしてたからな…

頭の回転早いんだ。それと普通に頭いい。私には絶対できないや、データテニスならぬ、データ剣道。

試合中は常に考えてるけど、確率を求めるような計算とかは絶対にしないな。その間に絶対打たれるし笑

でもいいなぁー。みんな個性があって、自分のプレイスタイルがあって、戦い方がある。だから、技術的には無脳な私でもすごく見てて面白いし、ハラハラする

立海だけじゃなくて、青学もいい選手ばかりだった。テニス部のマネージャーを通じて自分の世界が広がったみたいで、嬉しいな

幸「何笑ってるの？」

『テニス部のマネージャーして、良かったなぁーって思い更けてた笑』

丸「俺もAがマネージャーしてくれて嬉しいぜぃ！」

幸「そうだね。俺もAと一緒に過ごす時間が増えて嬉しいよ」

桑「ラブラブだな、お前ら」

真「は、破廉恥だぞ!!幸村!!」

『はは笑愉快愉快』

そうしていつもの校門をくぐるのである