【テニスの王子様】幼なじみの壁【幸村精市】 (ページ7)

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『ごはんーごはんー♪あれ？』

幸「やぁ。お先に頂いてるよ」

『今日は夜勤なんだね』

幸「あぁ。朝もお世話になるから」

精市の両親はお医者さんで、夜勤の日とかは家に食べに来る。

お隣さんだし、幼なじみで、今までずっと続いてたから、違和感はない。

幸「もうすぐ関東大会だね。Aの大会と日にちかぶってなかったよね」

『うん。土日だけど、場所も離れてる。』

幸「見に行けたらいいんだけどね。」

『い、いいよ！見にこなくても！精市には全国がかかってるんだし…』

私はきっと偶然上がれたんだ。そんな関東大会常連選手じゃないし、県だったら、１０に入れるか入れないかくらい

精市は学校でも有名だし、個人としても有名で、それこそ５本の指には確実に入ってる

背負うものの大きさが違いすぎる

母「Aは精市くんの試合見に行くの？」

『行く行かないより、私じゃ場違いだよ。一生懸命に試合してるのに』

迷惑になりそうだし…

幸「そんなことないよ。俺はAに来てもらったら嬉しい。」

母「おっ？？」

『そういうことは大事な子に言わないと』ﾂﾝ

おでこつんつんすると、キョトンとした顔になる。そういうことよく言えるな〜

精市って女子にすごくモテるから、あの子たちにこんなこと言ったら、ぶっ倒れるんだろうなw