【テニスの王子様】幼なじみの壁【幸村精市】 (ページ2)

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今日は私の入学式。
立海大附属中学校に入学する。

受付を済ませて、クラス分けの紙をもらう。ふむふむ私は__組ね。

慣れない足で教室へ向かった。扉を開けると初めて会う人たちに緊張してる人から、おしゃべりしてる人、本を読んでいる人から様々。

出席番号順だったから、教室の端っこの指定された席に座る

「また君かい？」

この声…小さいときからずっとこの声を聞いている。離れようにも必ず一緒になって腐れ縁にもほどがあるよ

『精市。』

幸「中学になれば、流石に離れると思ったのに、しつこいなぁ海音は。」

『急に名字呼びって…なんかしっくりこないんだけど。いつも通り名前でいいのに』

幸「へぇー。Aはまだ幼いんだね。」

『誰が幼稚園児じゃ』

幸「言ってないってばww」

そういえば小学校のときも席一番最初ずっと隣だったな。

『腐れ縁にも程があるよ。精市とは』

幸「こっちのセリフだよ。」

ぶっきらぼうに言う。こんな私たちにも出会いというものは…ある