僕の言葉を君の心に ページ33
光輝「滅茶苦茶、今嬉しいです。
絶対今なら空飛べるし、今ならどんな嫌な事されても言われても怒んない自信ある。
それくらい、今凄い舞い上がってて。
泣きそうで滅茶苦茶格好悪いし、ほんとはもっとちゃんと、言いたかったんだけど。
俺いつも勇気出なくて、いつも逃げてばっかだったのは、俺の方で。
でも、そんな俺でも、Aさんの事だけは、譲りたくなって思えた。
俺だって、いつも気づいたら目で追ってた。いつの間にか、俺の頭の中はAさんの事だけでいっぱいになってた。
俺も、好きです。
世界中の誰よりも、あなたの事が。
だから、俺と、付き合ってください、うわっ!!」
海司「うわ、光輝、ちょ、いやこのタイミングで転けるなよ…。」
陸「ちょ、ふはっ、光輝らし、」
竜「馬鹿なのかよ…ほら、手貸してやるから。」
光輝「もう…カッコ悪…最悪じゃん…,」
私の所に走って来てくれようとして派手に転んだ光輝に、会場からどっと笑い声があがる。
中心で恥ずかしげに佇んで最悪だ、とぶつぶつと口にしている光輝を真っ直ぐ見て。
「そんな所も、好きだよ。」
そう言えばみるみる光輝の瞳は見開いて、頬から首まで赤く染まっていった。
光輝「俺だって、全部、好きだし、!」
海司「はーいイチャイチャはお2人でー。」
光輝「ばっ、お前!!」
海司の冷やかしに顔を真っ赤にして怒る、私の彼氏。
こんな幸せが、あって良いのだろうか。
私に、こんなにも暖かい未来があって。
陸「俺も、好きでしたよ。」
皆が騒ぐ中、隣に来てそう伝えてくれる陸。
「…っ、ありがとう。陸…。」
陸「ふふ、お礼なんか良いって。幸せになってくださいね? 」
海司「光輝に泣かされたらいつでも言ってくださいねー! 俺らがすぐ奪いに行くんで!」
光輝「渡さねえよ!!」
竜「いやほんとに泣かしたら容赦しねえぞ。」
光輝「うるせえ、泣かせねえってば!」
尊人「ふは、お前ら元気だなあ…。」
奏「尊人も十分ですよ…はい、ハンカチ貸してあげますから。」
尊人「さんきゅ、奏。」
ガブリエル「大丈夫ですか、会長…。」
葵「ええ…全然平気ですよ。人の幸せを願えるほどに好きになれたのは、彼女が初めてですから。」
ガブリエル「か、会長おおおおお!!」
葵「暑苦しい!!」
皆の賑やかな声が溶けていく。
そして_____。
.
.
? 「Prince of dead…。」
ついにあの男が動き出す______________!
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みんみん - 私は、光輝君オチがいいと思います。そしてこれからも頑張ってください! (2020年3月6日 17時) (レス) id: 058bebc08c (このIDを非表示/違反報告)
おもちちゃん星(プロフ) - 美空さん» お気に入り追加まで…嬉しい言葉、ありがとうございます! 遅くはなりますがこれからも丁寧に更新させて頂こうと思います。 (2019年11月12日 3時) (レス) id: 2dc1554635 (このIDを非表示/違反報告)
美空(プロフ) - この作品面白いです!お気に入り追加しました!これからも更新楽しみに待ってます!頑張ってください! (2019年9月15日 22時) (レス) id: c52258fc3c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ルーヴ | 作成日時:2019年4月4日 22時