#かえして。2 ページ6
数日前____初めてAを見つけて助けた時。
帰るのが遅くなった。非行をするのは初めてで家の門限を破りに破った。
そこから事情を説明しても家族は誰一人信じてくれなかったが、警察の人の電話で信じてれくれた。
「ねぇ、刀也。もしその、Aちゃんが本当に苦しいのならば、うちで面倒見てあげれるわよ?」
と母の提案もあったがその時はAが幸せになっているだろうと思い込んでいたから断った。
「何かあったら、すぐ呼ぶのよ。刀也の為にも、その子の為にも、お母さんは飛んでいくからね。」
この言葉だ。あの母親の叫び声やAの泣き声ならうちの家にも届いているはず。
そう見込んで警察が来ると挺したのだ。
この見込みはカッコよく決まった。警察が来て、一旦母も僕もAも連れて行かれた。
・
やっぱり母親はAを虐待していてその事実が明るみになった。
その後母親は逮捕された。当たり前だ。
隣にいるAはずっと僕の制服の端を掴んで泣いてる。
相当怖かったのか、それとも___。
警察「この子・・・どうするかね・・・」
警察2「相談所ですかね」
そんな会話が聞こえた。このままじゃAはまたあんな目に遭うかもしれない。
そう思い、意を決して声を上げた。
「あの!僕が貰っても良いですか・・・?」
母「私からもお願いします」
母の説得もあり、Aは栄えて
剣持Aとなった。
・
『とーやくんおはよー』
Aがうちに来て一週間が経った。
相変わらずAは元気だ。
「おはようA。」
なんていつもの挨拶を交わす。
Aに微塵も怖さや辛さを感じさせない朝がやってきた。
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←#かえして。
450人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「2j3j」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おもち。(プロフ) - ここなつぁ。さん» ありがとうございます・・・!! (2023年4月16日 20時) (レス) id: a316bca056 (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - 展開がめっちゃ好きです…!続きが楽しみ!応援してます。頑張ってください! (2023年4月15日 8時) (レス) @page5 id: d72a0ee724 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おもち。 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/omotidayo01/
作成日時:2023年3月22日 16時