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お肉を食べ終えて、ちゃんとお会計は俺が払った。胡桃さんは何度も俺に「ありがとうございます」とお礼を言ってくれた。本当に根っから真面目なんだろう。
二人で帰り道を歩いていると、彼女が立ち止まった。
「…胡桃さん？」
『鮫貝さん、今日はご飯を一緒に食べて下さり、ありがとうございました。お陰でスッキリしました。』
「それなら良かったです。」
『私の家はあっちなのでここで失礼します。』
「分かりました。それじゃ、」
俺は軽く手を振って彼女と別れた。…そして彼女が見えなくなった頃、そのまましゃがみこんだ。ここ最近は色んなことが起こりすぎてて頭が回らない。彼女とご飯を食べれたという幸福感、悩み事に乗れなかったという情けなさ、これからどうしようという困惑。それらがぐるぐると頭を回って離れない。
「…あﾞ〜、らしくねぇ……。」
こうやって一つのことをずっと考えているのは性にあわない。よいしょ、と腰を持ち上げて家に帰った。…のだが。
「なんでいんの。」
nkm「あ、やっと帰ってきた。」
チッス、とでも言いたげな顔で俺の家の前に立っているなかむがいた。何してんだこいつ。
nkm「差し入れ持ってきたんだよ！」
「差し入れ…？」
nkm「ほら、前に俺ん家来た時しゃけが美味しそうに食べてくれたからって作ったんだって。」
そう言って差し出されたのは出来たての肉じゃが。どうやらなかむの彼女の天沢さんが作ってくれたらしい。それを受け取るとなかむの不満そうな声が。
nkm「俺としては彼女のご飯を他のやつに食べさせるなんて真っ平御免なんだけど。最近元気無いから仕方なし、だからな！」
「…俺そんな元気ない？」
nkm「元気ないと言うより悩んでる。」
まぁあながち間違ってないので特に否定はしなかった。何となくこいつにバレているのは嫌だけど。
「なぁ、なかむ。」
nkm「ん？ 俺恋愛相談とか無理だけど。」
「いやそうじゃなくて…好きな人の悩み事って、どうしたら解決出来る？」
気付けば俺は彼にそう聞いていた。
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モチモチな餅。(プロフ) - あおうみさん» わ〜！嬉しいです！！ありがとうございます◎ (2022年7月4日 23時) (
レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチな餅。(プロフ) - mahoratami-WTさん» 全然返信してなかった…ありがとう〜😭 まだ頑張るからねぇ！ (2022年7月4日 23時) (レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチな餅。(プロフ) - つゆさん» 返信遅くなりました…！！ありがとうございます、嬉しいです😂 (2022年7月4日 23時) (レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
あおうみ - このシリーズマジで好きです!そしてWTさん全員リア充(お話完結)おめでとうございます! (2022年7月4日 0時) (レス) @page22 id: 622d287965 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - 完結おめでとう〜！！やっばぃもぅ、全部好き(*´-`*) 学校から帰って疲れたときに見てるから癒されて疲れがとれるんよぉ！((感謝感謝！ これからも無理せずコロナに気を付けてね！ 望んで染まる短編集の更新楽しみに待ってるよ〜！ (2022年4月12日 0時) (レス) @page22 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチモチな餅。
| 作成日時：2022年2月27日 14時
