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『あっ！ 鮫貝さん!!』
「…っえ？」
あの三人と遊んでから数日後。またあの公園の前を通ったら、お昼ご飯を食べている彼女がいた。もしかしたら…なんて淡い期待を抱いていたけど本当にいるとは思わなくて結構驚いた。
「こんにちは、また会いましたね。」
『そうですね。見たことある後ろ姿だと思ったので…合っていて良かったです。』
そう言ってふわりと笑った彼女は前よりか幾分柔らかい笑みを浮かべていた。
『そう言えば、裕真くん達に何か言ってくださったんですよね？』
「えっ？」
突然出てきたあの男の子の名前に俺は思わず声を上げた。どうしたのかと聞けば、彼らが「せんせー、いつもありがとう！」とたくさんの感謝と似顔絵を書いてくれたらしい。
『私、思わず泣いちゃって。そしたら三人が「おにーさんのお陰だね！」って言ってたんです。お兄さんって、鮫貝さんの事ですよね。』
彼女にそう聞かれて俺は特に否定することも無く頷いた。別に隠す必要も無いし、どうせバレるとは思っていたから。
『本当にありがとうございます。すごく、すごく嬉しかったです。』
「いえ、前にあった時…悩んでいらっしゃったので、なにか俺に出来ることがないか、考えただけです。」
大したこと出来ませんでしたけど、というと胡桃さんは少し苦笑いして視線を地面に落とした。
『…実を言うと私、ついこの間まで教師をやめようか悩んでいたんです。』
「うぇ、!?」
想像していた何倍もの深刻な事態に思わずたじろぐ。まさか、彼女がそんなに追い詰められていたとは。でも俺は彼女にとって教師は天職だと思っている。きっと、それに気付いていないのは本人だけだ。
『でも、あの子たちに気付かされたんです。私はこのままでいいんだって。皆のために、ちゃんと出来てるんだって。そう思ったら、なんだか涙が止まらなくて。』
学校で大泣きしちゃいました、なんて笑う彼女はとても晴れやかな笑みを浮かべていた。
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モチモチな餅。(プロフ) - あおうみさん» わ〜！嬉しいです！！ありがとうございます◎ (2022年7月4日 23時) (
レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチな餅。(プロフ) - mahoratami-WTさん» 全然返信してなかった…ありがとう〜😭 まだ頑張るからねぇ！ (2022年7月4日 23時) (レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチな餅。(プロフ) - つゆさん» 返信遅くなりました…！！ありがとうございます、嬉しいです😂 (2022年7月4日 23時) (レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
あおうみ - このシリーズマジで好きです!そしてWTさん全員リア充(お話完結)おめでとうございます! (2022年7月4日 0時) (レス) @page22 id: 622d287965 (このIDを非表示/違反報告)
mahoratami-WT(プロフ) - 完結おめでとう〜！！やっばぃもぅ、全部好き(*´-`*) 学校から帰って疲れたときに見てるから癒されて疲れがとれるんよぉ！((感謝感謝！ これからも無理せずコロナに気を付けてね！ 望んで染まる短編集の更新楽しみに待ってるよ〜！ (2022年4月12日 0時) (レス) @page22 id: 87c639ac9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチモチな餅。
| 作成日時：2022年2月27日 14時
