白いまま溶けてⅡ【短編集】 (ページ37)

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＊ページ37

ー彼目線ー

『ぅ、ッ、あﾞっ？ひぅﾞ…ｯｯ、♡♡』
「可愛いねぇ、声出しちゃっていーよ。ここのドアちゃんと鍵閉めてるし。」

目の前てポロポロと泣いている彼女の涙を指で掬って今度は唇にキスを落とす。あぁ、可愛い！可愛い！可愛い!! 自分でも気持ち悪い笑顔を浮かべている自覚はある。でもこうやって自分のこよなく愛している人を気持ちヨくさせることが出来るなんて。

『やだ、っ、ぁﾞっ_____♡ は、はー…っ♡♡♡』
「ん？初イキした？きもち？」
『んぅ…ゃ、ぁ、♡』

まだギリギリ理性は保っているらしく、玩具でイッてもなお首を横に振る。素直に気持ちいい、って言ってくれてもいいのになぁ…ま、どうせこれから堕とすんだけどね♡

カチカチとスイッチを動かして振動を一番強くする。するとAちゃんは目を丸くしてからまた泣き出してしまった。あﾞ〜…加虐心が擽られるよね、これ。

机をガタガタと揺らして快感に溺れる彼女を見ているのが楽しくてしょうがない。頬を蒸気させて、生理的な涙を流し、スカートの中から愛液をダラダラと垂らしているAちゃん。思わず胸に触れてしまう。ふわふわで、柔らかい。ちう、と吸い付けば頭上から酷く甘美な声が聞こえる。

『ぃや、っ、♡ まって、ぶ、るく、♡♡ んﾞっ、ぁ♡』
「あれ、もしかしてまたイッちゃった？♡ ハジメテにしてはめっちゃ感度高いね？♡♡」

かわい〜♡ なんて言いながら下を弄る。ただ、ローターは抜かないまま。指を二本一気に入れればガクン！と腰が揺れるのが見えた。それでもするりと入っちゃうから可愛いよね♡

Aちゃんのイイところを探すとちょっとザラりとした所があって。そこを擦れば彼女はナカをきゅう♡ と締めてきた。

「んふ、ここ好きなんだ♡ ほらイッていーよ♡♡」
『ぉﾞ、っく〜〜ｯｯ♡♡♡♡ あ、っﾞ、♡♡』

一番大きな快楽の波が来たらしくてAちゃんは遂に堕ちたらしい。目の中にピンクっぽいハートが見える。ふふ、これでもう、僕の手の中に。