◎公開接吻_kr ページ13
(キスバレシリーズ)
「きりやんって恋人らしい事とか出来んの？」
「会って早々何？」
ルンルンと笑顔のなかむとは反対に真顔のきりやん。私の隣に座るきんときも何故かニコニコと笑っている。え、なにこれこわい。なんで私こんなにカオス空間に放り込まれてるの？
『えっ…と、私帰った方がいい？』
「いやぁ、Aに帰られちゃ困るんだよなぁ。」
『えぇ？』
「きんとき怖。てかサラッと俺の彼女と手繋ぐのヤメテ？！」
ギャンギャンと騒ぐきりやんに視線を向けるが、彼もよく分からないという表情を浮かべるだけで、大した情報を得られなかった。
なぜかなかむときんときにご飯食べに行っていい？と聞かれて快諾してしまったのが運の尽き、と言ったところか。まさかきりやんと同棲しているうちに来るとは思わなかったが。
「で？マジで二人は何しに来たの？要件によっては帰らすんだけど。」
「そんな怖い顔すんなって〜！いやほら、きりやんって俺らの前で惚気たりしないじゃん？ほんとにカップルなんかな〜って気になっただけ！」
俺らはいないと思ってイチャイチャしてよ！なんてなかむに言われる。が、そんな無理難題を言われても…。そもそも私たちは二人きりですら一般的に言うカップルの「イチャイチャ」をしないんだから。
いやまぁ、全く皆無か、と言われたら答えはNoだが、それを生憎友人の前で見せるほど羞恥心が死んではいない。
『そんな冗談いいから、ご飯何食べ、』
そこまで言って私の言葉は飲み込まれた。目の前のきりやんによって。唇になんか当たった、かと思えば次に視界に映ったのは顔が真っ赤に染まりあげているきりやんの表情。この状況を理解したのはなかむの女子みたいな叫び声だった。
「マ？え、マ？？？きりやんえっっっぐ。」
「は！？お前らが言ったんだろ！」
「そこまでしろとは言ってないんだわ。」
きんときが楽しいオモチャを見つけた子供みたいにニコニコしていて一層恐怖心が煽られる。とはいえ、私だって羞恥心が死んではいない。たぶん、今のきりやんより頬が真っ赤な自信がある。
『っ、もう！！！！！知らん！！』
「えっ、ごめんて、ちょ、お前らのせいだからな？！！」
「俺ら巻き込まないでくんね？？」
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モチモチな餅。(プロフ) - すみれいんさん» ほんとですか！良かったです🤭💖 (10月13日 18時) (
レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 自力更生_nkmの数ヶ月後のお話が何故だが想像できました！笑 (10月12日 23時) (レス) @page27 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチな餅。(プロフ) - とっぽさん» ありがとうございます〜！頑張ります☺️👍💕 (9月19日 18時) (レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
とっぽ(プロフ) - パスワード外れてる！また見れて嬉しいです。(と言ってもコメントしたのは初めてですが)これからも応援してます！無理のなさらない程度で更新頑張って下さい！ (9月19日 6時) (レス) id: be3600e3e7 (このIDを非表示/違反報告)
モチモチな餅。(プロフ) - あやさん» わー！？そうですね、ミスってます…ご指摘ありがとうございます🥲🥲 (8月16日 19時) (レス) id: 42d02b6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：モチモチな餅。
| 作成日時：2023年5月9日 20時
