先輩！ (ページ13)

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.関田side

「先輩！夏ですね！」

関「おう、そうだな。」

みーんみーん、と蝉が煩い中よこで暑いぐらいにきゃっきゃしてるA

今「え！誠大アイス買ってくれんの？」

とヒコ。

関「誰もそんなこといってな

「アイス！食べたいです！」

そのキラキラと輝いた目、嬉しそうに言う甲高い声。俺はAに負けて渋々アイスを買った。

「ほんとに買ってくれるんですね！好きです。ありがとうございます！」

関「ま、俺優しいからさ？笑」

だが、いつも以上に嬉しそうにしてることころを見れたから良しとしよう。

今「ねぇ、俺のはー？」

関「ない、自分で買え。馬鹿」

そう冷たく言うと「えー、ケチ」といいながらも自分でアイスを買っている。

「ヒコ先輩どんまいですね」

ドヤッとした顔でアイスを見せつけるA。

こんな嬉しそうにしてくれるんならまた買ってやろ。

あれ？俺ってコイツにこんな甘々だったっけ。

いや、そんなはず･･･

そう考え込んでるとよこでヒコがにやにやしてたからそのアイスを一口食べてやった。

今「あ！俺のアイスが･･･？！」

関「うまかった」

今「おい！俺のアイス返せよ！」

不貞腐れてるヒコを横目にAをみると
くすくすと笑っている。

関「むり、もう俺の腹ん中。」

うん、やっぱりアイス買って正解だったわ。

関(...また今度奢ってやるから機嫌直せ？)

今(ほんと？、おし！焼肉行こう！３人で！)

関(それこそ巫山戯んな、)

(ふふ、焼肉楽しみにしてますね笑笑)

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