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大学にもかなり馴染めてきた頃だろうか。
ヒコ先輩が倒れた。
倒れた原因は熱中症によるもので、かなりしんどそう。
今は医務室に２人。
「ヒコ先輩、喋るのもしんどいですか？」
今｢いや、ちょっとなら大丈夫」
「分かりました。どんな風にしんどいか教えてもらってもいいですか？」
今｢なんか、頭が痛いのとふわふわする...｣
「やっぱり熱中症ですかね」
今｢ごめんね･･･迷惑かけちゃった笑｣
別に迷惑だなんて思ってないし、
そりゃ心配はするけどさ･･･。
「謝るぐらいなら早く治してください。分かりましたか？」
だか私はいつかの先輩の真似をする。
今｢ふっ、誠大だ･･･笑｣
ヒコ先輩はそれを分かったようで
今度はいつものように笑ってくれる。
「んふ、正解です笑
じゃあ先輩、寝ててくださいね？
また見に来ますんで」
今｢いかないで、｣
部屋を出ようとしたところをヒコ先輩に引き止められる。
もしかしてまだ何か用があったのかな？
「あ、まだ他になにかありました？」
今「いや、なんもないんだけどさ･･･？
んーその、俺の柄じゃないし。
ただのの我儘なんだけど、できればここにいて欲しいなー。･･･なんて、」
「分かりました笑」
今「ほんと？嬉しい」
熱がある時は人肌恋しくなるのは当たり前。
だから先輩が望むのならここに居続けようと思った。
「先輩も可愛い所あるんですね」
今「･･･恥ずかしいからやめてくんない？」
言い返す勢いとともに体を起こす。
「先輩ー？安静に寝ててくださいよ」
今「あ、悪い。あのさもう１個我儘言っていい？」
そういった先輩は
横に座っている私の手を取り
「手、握っててもいい？」
なんて甘いセリフを。
「え、やっ別にいいんですけど･･･」
今「照れてるんだね･･･可愛い、」
「煩いです、早く体調治してください」
今「わかった、おやすみ。」
「はい、おやすみなさい」
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あいか(プロフ) - 関田さん好きなので嬉しいです！ありがとうございます！ (2023年1月25日 2時) (
レス) @page10 id: 6e8b79a9d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち | 作成日時：2023年1月17日 23時
