先輩！ (ページ2)

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「え、好きです。」

関「んぇ？、」

間抜けな声を出す関田先輩。

そりゃそうなりますよ。
急に見知らぬ女から好きだとか、

「あ。いえ、えっと･･･私は１年の酒井Aです、よろしくお願いします、」

関「うんよろしく･･･？」

嫌われてないかな、嫌われてたらどうしよう。

部活が始まり最初は自己紹介からだ。

「１-３の酒井Aです。中学時代はバレーをやっていてポジションはセッターでした。
出来ることをたくさん探してできるだけ皆さんと一緒に精一杯頑張りますのでよろしくお願いします！」

この部活にはマネージャーがいなかったらしくとても歓迎された。

だから嬉しくなり入部届けをその日の部活終わりにすぐだし明日から頑張ろうと思った。

関「Aちゃん、連絡先ちょうだい！」

え、かわいい。

初めての部活終わり関田先輩に呼び止められ連絡先を交換する。

関「ありがとう笑笑」

「いえ、私のでよければいくらでも！」

やっぱりこの笑顔が好きなんだ。

やった好きな人と連絡先交換しちゃった。

関「ねぇ、聞いてる？」

「え、聞いてなかったです･･･」

関「そこは一応聞いてましたって言っとけよ笑笑」

「あはは･･･で、どうしたんですか？」

関「これから一緒に頑張ろうねAちゃん」

「へ･･･あ、はい！ありがとうございます」

不意打ちに頭をポンポンされた。
うわ、スパダリ感半端ないわ。

帰り際に「また明日。」と手を振りながら無邪気な顔で笑う関田先輩。

好きです！！

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