先輩！ (ページ1)

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高校に入ってすぐ一目惚れをし恋に落ちた。

中学時代はバレーをしていてポジションはセッターだったがとある理由で辞めた。

時は過ぎ４月東洋高校に入学する。

バレーからは完全に離れ生活しようと思っていたが、やはりバレーが恋しくなり体育館を覗きに行ってみる。

確か去年、春高で優勝してたはず。

そこで出会った。

今夢中になってる人に。

少しはやく体育館に来てしまったがもう空いている。

気付かれないように覗いてみるとそこには１人で自主練をしている人が。

確かあの人。

１年で試合に出てたセッターの？

少し距離があり顔ははっきりとわからないがあの綺麗なフォームやトスの正確さに魅了されいつのまにか見惚れていた。

すると後ろから声がする。

振り向くとそこにはイケメンの代表例であろう人が立っていた。

柳「あの･･･何か用ですか、？」

あ、この人。

２番の人だ。

そしてこれは多分なんだけどコミニュケーションが苦手、そう。

「いえ、私はえっと･･･マネージャー体験にきた、、。」

嘘、

大嘘だ

でもこうでもしなきゃきっと不審に思われるに違いない。

そう思ってついた嘘なのに

柳「あ！君がマネージャー体験の子か、そんなことより何してたの？笑」

あれ？君がって。

多分違う人のことだよね･･･

まあいいか少し心を開いてくれた気がするし

「な、なにをしてたってわけじゃ･･･」

柳「ふは、そんな慌てなくても笑笑」

「すいません、」

柳「とりあえず入りなよ。」

「ありがとうございます」

体育館へ入るときに「お願いします」と挨拶をし中に入る。

中学生での癖が染み付いていたのだろう。

柳「関田ー？この子マネージャー体験の子。」

関田？

あぁさっきの凄い人か。

関「え、マネージャーっすか？！、」

柳「そう、マネージャー。」

関「俺は２年の関田誠大。セッターやってます、よろしく？笑笑」

その瞬間に心になにかがぐっときて思わず口にぽろっと、

「え、･･･好きです。」

人生初の一目惚れをしました。

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