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部活が終わって家に帰る。

男バレは今日は早く終わったみたい。



家の中へ入るとマサの姿がある。







「なんでマサがいるの?」







率直な疑問だった。

別に嫌なわけでもない。

ただ。

ただ普通になんでいるの?って。






柳田「ちょうど帰ってる途中おばさんに会ってさ飯食ってくかっていってくれたから飯食いにきたの。」

「・・・ふーん。」

柳田「なに?俺が居て不満なわけ?」

「そういうわけじゃないけど、」

柳田「それとも嬉しいの?笑・・・なんつって、」

「まあ、ちょっとはね」



柳田「・・・珍しいじゃん」

「帰ってくんない?」






そういうと爽やかに笑いながらごめんって、と言う。

思ってないでしょ。



ちなみに今日の晩御飯はハンバーグでした。



もしかしてだけどお母さん最初っから会わなくてもマサ呼ぶつもりだったな?

ハンバーグを目の前にはしゃぐマサ。


クール・・・・・・?






「マサって多重人格なの?」

柳田「・・・なに言ってんのA。」

「だって私への態度とみんなへの態度の温度差がある!」

柳田「どういうふうに?」

「私と話してる時の方がなんか子供っぽい」






お前には言われたくないと言わんばかりの顔をする。

なによ。

そのくらいマサだって子供じゃんか。





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作者名:おもち。 | 作成日時:2024年1月15日 21時

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