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学校へ着けば教室まで送ってくれる。

大丈夫だと言っても俺がしたいからの一点張り。


・・・変な人だなぁ、


教室に入ると殆どの人が着いていて横の席の誠大に話しかけられる。




関田「今日もマサに送ってもらったの?」

「うん、別にいいって言ってるんだけどね」

関田「尽くされてんなぁ。」

「そう?」

関田「ぜってぇそうだろ。自覚ねえの?」

「・・・わかんないや」




曖昧な返答をしたせいか呆れたような顔をしてそうですかー。なんて返してくる。

先に聞いたのそっちじゃんか。




美佳「関田はきっと羨ましいんだよ。俺も一緒に居たいのに!ってこと」

関田「ちげぇわ。勝手なこといってんじゃねーよ」

美佳「あたってるくせに」

関田「・・・」




なるほどなるほど。誠大はマサのこと大好きだもんね。

でもごめんね。マサは私の幼なじみなの。

少し申し訳ないという気持ちが芽生えたからちょっとした謝罪の意を込め顔の前で手を合わせると「なにがだよ!」ってツッコまれたんだけど、なにがってそりゃマサを独り占めしてる事だよ。




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作者名:おもち。 | 作成日時:2024年1月15日 21時

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