恋煩い

４０ ページ40

.




「石川さん･･･！いらっしゃいませ。いつものですか？」

石川「はい、いつものでお願いします笑笑」

「かしこまりました笑笑」




久しぶりに石川さんのご来店だ。
最近忙しかったのかな？

わかんないけどでも、これはわかる。

石川さんが訪れたことに対して胸を弾ませているということが。




「お待たせしました、レモンティーです」

石川「ありがとうございます、」




いつものようなふにゃりとした笑顔を向ける。
数分後レジにて。お会計途中。




石川「･･･ねえ、Aさんって彼氏いますか？」

「え？彼氏･･･いません、ね。」

石川「ほんとですか、！あの。俺

･･･Aさんのこと気になってるんですけど」

「･･･え！？」

石川「やべ、恥じい。あのよければ試合、見に来てもらえませんか？無理にとはいいませんので。予定が合えば」

「い、きたいです。
予定合わせます、絶対･･･、！」

石川「ほんと？ありがとう笑笑」




不意のタメ口にキュンとする。
というか！それ以前に気になってる？

石川さんが私のことを？


アンビリーバボじゃん！！！

そして、試合のチケットを貰った。２枚分。


よかったら前来てた友人の方とご一緒に。


だそうだ。

え！美佳のことしってるの？
てか！え･･･、私がいた席もしってたんだ。




.

４１→←３９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す