期待の新星 (ページ11)

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曖昧と記憶ページ11

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石川side

キャプテンになったからにはちゃんとしなくちゃ、なんて考えながらも選手の名簿に目を通す。

あ、この子初招集じゃん

名前は･･･

佐伯A、、A･･･？

どっかで聞いたことあるようなないような、そんな曖昧な記憶がありつつも、顔合わせへ向かった。

佐伯Aの自己紹介、が凄かった。
なんと言うかその、Aくんだけの世界に入り込んだ。というか。なんというか、

とても興味が湧いた。

晶さん、関さん、そしてAくんが仲良さげに話してた所に懇親会の参加有無を聞きに行く。

するとAくんが晶さんの腕の中から顔を覗かせ

「･･･懇親会？」

と。あれ、さっきの雰囲気とは正反対で、なんかうさぎみたい笑笑、やっぱ最年少はかわいいや。

石川「あ、初めましてかな笑笑
そう懇親会。Aくんはまだ未成年だからお酒はダメだけど、どうする？」

「僕も行っていいんなら行きたいです･･･！」

石川「ほんと？ならおいでね」

「はい！」

･･･なんだろう、この感じ。
身に覚えがあるような？なんか気になる。ひっかかる。

まあそのうち思い出すだろうという事でその場を離れた。

関さん、晶さん、Aくん参加、と。

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