妹じゃないんですけど

フレンチトースト ページ19

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「山内さんって料理とかするんですか？」

山内「意外とする方だと思うけどなー、どうだろ。人並み程度はできると思うよ」

「あー。なんかぽいです笑笑」

山内「ほんと？笑笑」




なんか料理できそうだもん。
朝とか早起きして朝ごはん作ってくれそう笑笑

ん、おはよ笑笑フレンチトーストつくったけど、食べる？

みたいな、笑笑




山内「なに笑ってんの」

「いや･･･、なんか山内さんって朝早く起きてフレンチトーストとか作ってくれてそうだなーって」

山内「気になるなら俺ん家住む？Aのためなら喜んで作るけど笑笑」

「へ･･････！」




止まってる私を確認してはるんるんで手を動かす山内さん。

いや、そう。山内さんは深い意味はないんだ。そういつもそうだもん。

だから愛想よく返さなきゃ！




「んー。住みたいですね笑笑」

山内「なら今度一回泊まりにおいで」

「ん？」

山内「ん？」




いや、社交辞令？

また今度飲みにいこう的な。
そういうこと･･･だよね、




「･･････っいた。」




ぼーっとしてたら指を切ってしまった。

なになに、指を切るのってこんな痛かったっけ？？

最悪、恥ずかしいし




山内「大丈夫･･･？！」

「あ、はい。全然！」

山内「絆創膏どこだったっけな･･･、A動くなよ？」

「あのー全然大丈夫なんですけど･･･」




そういっても山内さんは聞く耳を持たない。
動くな！というだけだ。

心配･･･されてるのかな？


ちょっと嬉しいかも。



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