君とイク日々。【リクエスト作品】【完結済】

２．私はイキたい ページ2

少し男尊女卑の考えの人が出てきます。
苦手な方はブラウザバックお願いします。
ちなみに、私は男尊女卑は嫌いです･･･！




「スキヤキ･･･？美味しいの･･･？」

「あぁ、美味しいとも。もう、そりゃあ頬が落ちそうだったさぁ。」

「いいなぁ･･･」

今はねぇ、叔父さんに、スキヤキ？って言う食べ物のことを教えてもらってるんだぁ！

「お母さん、私もスキヤキって言う食べ物食べたいー！」

「ごめんね、今は食べれないんだ。」

「えー！」

スキヤキは食べれないって、残念。

お兄ちゃんとかお父さんは食べたことあるのかなぁ、スキヤキ。

帰ってきたらおしえてあげよう！

はやくおしえてあげたいなぁ。

「ご飯ですよー！」

お母さんが呼ぶ。

やった、今日は少し多め。

叔父さんが来てるからかなぁ。

そうだったら毎日来てくれればいい。

「ふっ、こんな飯を食ってんのか。」

「･･･！？」

驚いて、叔父さんの顔を見る。

「やっぱり貧乏だなぁ！ 俺はすき焼きも食べたのになぁ！ そういえば、お前選挙権ないもんなぁ！ まぁ、女は所詮そんなもんか！」

叔父さんから思わぬことを聞いた。

何を言ってるのかは分からなかった。

でも、嫌なこと言ってるのは分かった。

「出てってっ！」

腹の底から声が出てきて、叔父さんが尻餅をつく。

「早くっ！」

「大丈夫だから落ち着いて、叔父様、ごめんなさい。失礼なことを言ってしまい。」

「あ゛あ゛ぁ？ そんなんで許すと思ってんのかぁ？ 土下座しろ、土下座ぁ！ その生意気な女奴も！」

「大変申し訳ございませんでした･･･！ほら、Aも。」

「っごめんなさいっ･･･！」

悔しいけど、逆らえない。

早くお兄ちゃん帰ってこないかなぁ。




早くお兄ちゃんに会いに行ければいいのになぁ。

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