田舎に引っ越したらワニ探すことになった【ωγωγd】 (ページ7)

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…なんて、懐かしいな。

そっと開いていた日記を閉じる。

ゴールデンウィークが終わってから引っ越してきたが、気づけば夏休み直前。
今日は終業式だ。

学校に行くため、支度を整えて居間に向かう。
そこではばーちゃんが朝食を用意してくれていた。

｢おはようばーちゃん。朝食は…鮭だ！｣

｢Aちゃんが一昨日鮭が食べたいって言ってたでのぉ…
喜んでもらえて嬉しいよぉ｣

｢んふふ、ありがとばーちゃん！
…いただきます。｣

ここでの生活にもだいぶ慣れた。
ばーちゃんとは母以上に仲良くなれたと思う。

まぁ、不満があるとすれば蚊が多いことくらいかな？
夜にめちゃくちゃ刺されるから、最近は蚊帳をばーちゃんに張ってもらってる。

｢ふぅ…ごちそうさまでした！｣

｢はいねぇ、お粗末さまでした｣

食器を洗い場に置くと同時に、外から声がかかる。

｢Aー！！学校行くでーー！！！｣

｢おー！今行くわー！！｣

ばーちゃんに行ってきますを伝え、家を飛び出す。

そこにはコネシマ、大先生、エーミールの3人がいた。
こいつらとは通学路が同じなので、一緒に登校している。

「おはよ」

「おん！A おはようさん！！」

「A、おはよ～。学校イヤや～」

「Aくん、おはよう」

挨拶を交わし、学校へ向かう。

いや、まさかこの後ワニ探しに行くとか思わんじゃんまじかよ