愛され体質のあの子はまさかの写真部！？2【ハイキュー】

6 ページ6

照島「ねぇ番号だけでも〜！」


「無理です、時間ないんで」


ぐだぐだぐだぐだ続くやり取りにAはうんざり…を超えてイライラし始めていた


押し問答を続けているとやってきたのは、お弁当箱を忘れたのに気がついて戻ってきた日向だった





日向(ホァッ！？あばばばA先輩！？た、助けないと…！？)


照島「いいじゃん！頼むよ〜！」


日向「せ、せんぱ…「さっきからしつこいねん」…へぁ？」


照島「へ…、？」


「時間ないゆーとるやんけ。お前の耳は飾りもんなんけ？あ？



ほんでこっち嫌ややゆーとるやん。そうやってしつこく迫られんの気ぃ悪いわ。






相手が女やからって、いちびっとったら痛い目みんで？
…ほな、ほんまに時間ないから」


イライラが募り関西弁で捲し立てると照島と母畑は喋らなくなった。それをいい事にAは切り上げるのだった


くるりと振り返り急いで戻ろうとすると後ろには顔を真っ青にした日向が立ち尽くしていた



「うぉ、日向やんいつからそこに…って、大丈夫？顔青いけど…」


日向「ダッ、だ、大丈夫…ダス…」


「語尾おかしいで。あ、ほいお弁当わすれもん。えらいかわいらしい柄の包みやねんな」


日向「！？い、いい、妹のっす！！！俺のじゃないです！！！」


歩きながらそう話している間も、照島はAの背中を見続けたのだった









母畑「関西弁すごかったな…って、てるしー？」



照島「っ…、」(うわぁ〜…やっべぇ、なにあれ…かっけぇ)


母畑「おーい、…？」


俯いたままの照島。返事をしない照島を不思議に思い母畑は下から顔を覗き込む


母畑「！？お、お前…顔真っ赤だぞ、…あ、！なに？さっきの子にやられた？」








照島「っ、、、…やられた」











母畑「ぶっはっっっ！まじかよお前！くくっ…」


照島「だーーー笑うな!！！」


終始笑われまくる照島だった

7→←5

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す