愛され体質のあの子はまさかの写真部！？2【ハイキュー】

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翌日朝5時


(ん〜？…なんこれ、あったか…)


昨日早めの就寝だったAは早くに目を覚ました。体はいつもよりか何故か暖かく、その暖かいものをきゅっ、と抱きしめる


(ん？あったかい…？)



段々頭が冴えてきて暖かい事に疑問を持ったAはぱちっと目を覚ます。すると、目の前にあったのはドアップの瀬見の顔。あのまま2人は抱き合って寝ていたのだった


「！？…っ、いだ…！？、」



衝撃すぎて寝起きの頭にはキツかったらしく、柱に頭をぶつけてしまう。みんな寝ているので大声を出せずAは唸るしかなかった


「〜っっっ、…いた…、」(あかん昨日の記憶が途中からない…うち途中で寝てもたんか。それで瀬見さんと寝てたんかな？)


(いやそれでも普通にあかんやろ…まあええか)


と、無理やり自己完結させたAは朝ごはんの支度を手伝いに行くのだった


何も警戒せずに部屋を無防備に出たA。その姿を白布は見てしまう


白布「！お前っ…！！！」



「うわ、！？な、なん！」


まだ朝の5時なので他の人達を起こすまいと白布は人の声が届かなさそうな所までAを引っ張っていく



「っ、いった！」


白布「なんで先輩達の部屋から出てきたんだ!お前もやっぱり牛島さんたち狙いなのかよ！！」


「は、ちょ…何の事！？」


白布に強く手首を引かれてくっきり赤い手形が残ったAはそこをさすりながら話をしようとする。が、相当頭に血が昇っている白布は中々話を聞いてくれようとしない


白布「とぼけんな！」


白布「大体なんでマネージャー”なんか”が擬似ユースに来てんだよ!選手じゃねぇだろ！でしゃばりすぎなんだよ！」


そこまで聞いてAも頭にこないわけもなかった。プツンと何かが切れる音がした気がした



「黙って聞いとりゃべらべらべらべらと…こっちの話聞かずに勝手な解釈せんといてもらえる？勘違いも甚だしいわ」


「まず、うちがここに来とんは鷲匠監督から”直々”にお願いされたからサポートに来てあげてんねん」


「ほんで牛島達の部屋から出てきたんは天童さんに無理やり部屋に連れて行かされたんが発端やし。うちからは行ってない」


そこまで言うと白布は冷静を取り戻していて、自分が大いに勘違いに勘違いを重ねていた事に気がついた




「あぁ、それと…マネージャー”なんか”で悪かったな」


白布「あ、ちょ…！」












白布「あー…クソッ」

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