2人だけの続きを始めよう ページ7
「はーいオッケーでーす！」
「「「ありがとうございました〜！」」」
なに？何が起きた？
『私のこの数時間は一体…何…』
一生懸命仕事して、一生懸命頑張ったのに
目の前のADが
"あ、今日の丸々ニセ番組なんで！"
と言った瞬間殴りかけた。いや、心の中では何回か踏み潰してやった。
とゆうか…
『ゆき姐！！
私、ホラーNGって事務所に言ったよね？
ってあれ？ゆき姐…さん…？』
ど、どこぉ。
振り返るとそこには撤収作業をしているスタッフさん。
「あ、マネージャーさん帰られましたよ？
深澤さんが一緒に帰られるからって。」
『「え゛？」』
こいつ何言ってんだと思ったのは私だけではないようで、横を見ると深澤さんもこちらを見ていた。
「ちょっとお！俺のマネージャーは！？」
「ふっかー！おれ、今からラウール迎えに行くから！すまん！あぁ忙しい忙しい(大声)」
深澤さんのマネージャーだと思われる人は
廊下の遠くの方に小さく見えていて、大きく手を振っていた。
「はぁ！？
ラウールがこの時間から仕事な訳ないじゃん！
労働法基準違反だからぁ！！」
周りのスタッフはみんな
「あぁ忙しい忙しい(大声)」と片してるし…
私に残された選択は2つ
・深澤さんと帰る
・1人で帰る(暗闇の中)
「あの、すみませんAさん」
先程話していたADが、言い忘れてました
と言いながら私の前にたった。
「マネージャーさんからの伝言、一つ漏れてました
"この学校、ヤバいらしいから気をつけて"
だそうです。」
『…。』
「あのーAちゃーん？」
『深澤さん』
「はぁい？」←にっこり
『さっきアイドル論語った私は忘れてください。』
「うんうん、それでそれで？」
『タクシー呼ぶので、一緒に帰ってください！！
夜ご飯、なんでも作るので！！！！！！！！』
「もーちろん！いいよー！
って、お？ご飯…？」
恥もクソもない！
アイドルがどうのこうの言ったのすみません！
今日だけ！今日だけだから！！！
週刊誌だけは気をつけて、帽子を深く被るだけで許してもらおう。誰に許してもらうのかは分からないけど！！
そんなこと考えて、深澤さんをタクシーに詰め込んだ私は、ホラーが無理過ぎてどうかしていた(後日談)
(ご飯作るってことは…家に入れてくれるのかな)
(信号も全部お化けにみえるうう！)
(面白そうだから黙っておこう)
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まや。、(プロフ) - はじめまして！続きがみたいです！ (2021年7月18日 18時) (
レス) id: 1021bfd2b8 (このIDを非表示/違反報告)
優希(プロフ) - はじめまして！面白くて一気読みしちゃいました。続きを書かれる予定はないんでしょうか？ (2021年7月15日 18時) (レス) id: 4434fac4a4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りえ | 作成日時：2020年12月10日 8時
