私の身体の異変 ページ45
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屋上での夜久さんが頭から離れ無い儘時間は過ぎ、いよいよゴールデンウィーク遠征の日がやって来た。あれ以来余り夜久さんと上手く喋れ無くて困って居たけど、夜久さんは何も変わらずにいつも通りだった。変に考え過ぎだったのだろうか。でも、あの時の夜久さんは今迄私が調べあげた憧れの姿とは違い " 男の人 " という感じが強かった。性別的には間違って居ないが、鉄兄や研磨くんとはまた違った感じで、ずっと近くに居ると私の命が危ないと思った。そんな馬鹿な事を考えながら遠征へ向かうバスの中に必要な荷物を詰め込んで行く。
「 じゃあ皆乗り込め〜昼頃には着く予定だから、あんま騒ぐなよ〜 」
直井コーチの言葉を合図にバスの中に乗り込む。私は最後に必要な物は全て揃ってるか最後に確認して、自分のリュックを背負いバスの中に乗り込んだ。ふと席を見渡すと私は何処に座れば良いのか。そんな私の考えがお見通しかの様に鉄兄が手を挙げて此方に来いと促す。
「 A〜！こっち来い 」
鉄兄の元へ行くと鉄兄と研磨くんが隣同士で、窓際に研磨くんが座って居た。否、私座るとこ無いじゃ無いか。そんな意味を込めて少し鉄兄を不満そうに見詰めると自分の前の席を指差した。
「 お前ここな 」
示された席へ視線を動かすと窓際で肘置きに肘を付いて、手に少し頬を預けて座って居る夜久さんが視界に入ってﾄﾞｸﾝと大きく心臓が動いた。
『 え、いや、海先輩は？』
お決まりの席を考えるのならば横には海先輩が座るんじゃ無いかと辺りを見渡すと前の方に座る海先輩の姿を見付けた。隣は空いて居るので余計に疑問が生まれる。視線を戻すと夜久さんが此方を見ていたらしく、視線が重なった。
「 …海、後ろの方だと酔うんだよ 」
『 な、成程です… 』
夜久さんの言葉に納得すると直井コーチに早く座れと促されてしまった。私が立った儘では出発は出来無い。仕方無く夜久さんの隣に " し、失礼します " と声を掛け座った。困った。倉庫内で怪我した時と、その次の日に屋上で夜久さんと話をしてから、私の身体は可笑しいのだ。心臓は動くスピードが速いし、音も煩い。頬には熱が溜まるし最近は風邪でもひいたのかと熱を測ったぐらいだ。結局平熱でなんら問題は無かった。唯隣に居るだけなのにとてつもなく疲れてしまうんだ。主に心臓が。
『 ( 何かの病気だったらどうしよう…本当に… ) 』
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omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» またコメントしてくださるなんて嬉しいです🥲💗 細かく書くのが好きでなかなか時間が進まなくてすみませんが気長に緩くお楽しみください😭💗 (3月23日 23時) (
レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - わ〜〜😭😭続きめちゃくちゃ気になりますいつも更新楽しみにしてます‼️‼️💖💖 (3月23日 23時) (レス) @page45 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
omo(プロフ) - 天ヶ瀬さん» ありがとうございます🥲こんな早くコメント頂けると思ってなかったのでとっても嬉しいです😂💗きゅんきゅん目指して頑張るのでこれからも宜しくお願いします😆✨ (3月6日 23時) (レス) id: 7819485fc9 (このIDを非表示/違反報告)
天ヶ瀬(プロフ) - もうすでに大好きです😭😭やくさん大好きなので嬉しいです更新ありがとうございます😭💗 (3月6日 21時) (レス) @page3 id: 2303c9977f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：omo | 作成日時：2024年3月6日 1時
